予想はしていましたが、先日発表になりました
美弥るりか退団
まさか生きている間にもう一度2番手切りというものをみることになるとは思いませんでした。
やはり気持ちのよいものではありませんね。
もちろん、彼女の退団に納得できるところもあります。
まず、学年が上がりすぎていること。
同期の明日海りおなんてもう退団を見据えている頃ですからね。
次に、エリザベートの休演。
これはトップになる上でかなり痛手になったと思います。
トップスターの休演は絶対に許されません。
ですので、休演の経験がある方は順調にはトップになれないことが多いです。
そして、珠城りょうのトップ就任。
トップより2番手が上級生である場合、良い条件でのトップ就任はなかなか厳しい…
納得しようと思えばできますが、それでも納得できないこともあります。
なぜ、ディナーショーを開催させた?
なぜ、いつも2番手ポジションでイベントに出演させた?
なぜ、2番手羽を背負わせた?
どうしても理解できません。
彼女をトップにしないことが決まったのは最近ではないはずです。
なのになぜ、彼女を他組の2番手と同じような扱いにしてしまったのでしょうか。
トップにならないのに、きちんと2番手扱いで、これではファンの方々もトップになる希望を捨てられないでしょうよ。
2番手切りというものは今回が初めてではありません、少し昔雪組でもありました。
そのときも、なぜ、なぜと疑問が止まりませんでした。
この疑問はなぜ本人がトップになれないのか、ではなくなぜトップにしないのに2番手にしたのかというものです。
トップにする気がないのなら、2番手にする前、いや3番手にする前に異動や退団させるべきだと思います。
トップにならない人に羽を背負わせるのは、はっきりいって無責任です。
それくらい羽は宝塚にとって大切なものだと考えているので。
とまあ、話し始めると止まらないので、一回落ち着いて今後のことを考えてみました。
美弥るりか退団後、月城かなとが月組の2番手に順調にいけば就任するでしょう。
ですが、たまきちの次期かと言えばそれは違うかなと。
たまきちももうそう長くはないでしょうし。
トップになってもう2年と少し。
若くしてトップになりましたが、長期トップではないんじゃないかな。
愛希れいかの後任に選ばれたのは、99期の美園さくら。
もし、ここから再スタートを切るつもりなら、99期ではなく、もう少し若い娘役が選ばれると思いますし。(みりおくんみたいにたくさん相手役が変わるのなら話は変わりますが)
最短で、美弥るりか退団後一作目で退団するとしたら、来年には月城かなとが月組のトップになることになります。
2番手就任が圧倒的に早かった、礼真琴、柚香光と同時期、もしくはそれより早く彼女がトップになることはありえません。
しかも彼女は急ぎで就任させる理由もない。(実力不足や体力面など)
だから、珠城→月城のバトンタッチはないと考えています。
となると当然組替えが必要になってきます。
一番の候補は宙組の芹香斗亜。
もうすぐ2回目の東上主演公演が始まります。
彼女はもうトップになるための準備は万端です。
ですが、上にいるのはまだ最低で三作はするであろう真風涼帆。
この期間を待っているとは思えません、いや、待っていると今準備万端にする理由がありません。
それと同時に、鳳月杏の月組への組替えが決まりましたので、花組時代キキちゃんと仲のよかった彼女が支えとなることも考えられます。
ちなつちゃんの異動はたまきちのためかもしれないので、まだ何とも言えませんが…
2番手期間も長いですし、もうそろそろならないと遅くなると思います。
三度目の異動にはなりますが、キキちゃんの異動からの次期トップ就任が一番現実的かなと考えています。
美弥ちゃんの退団は、宝塚ファンにとって今後もずっと語り継がれるものになるでしょう。
ですが、これがもう最後にしてほしいのです。
2番手切りは例え本人が退団を希望して、それゆえの結果だとしても、応援している側からするとどうしても受け入れられないのです。
そして、ファンの間でも犯人探しの言い争いが始まります。
二番手切りをして、幸せに感じる人はきっといないと思います。
トップにならないのなら、もう二度と2番手にはしないでほしい。
あと最後にひとつだけ。
89期は昔からスターの期だと言われてきました。
ですが、今年七海ひろきが退団し、美弥るりかも退団します。
お二人ともトップになってほしいと思われるタカラジェンヌでした。
しかし、彼女らがトップになれなかったのは、紛れもなく彼女ら自身の問題で、周りの上級生のせいでも同期のせいでも下級生のせいでもありません。
89期がこのようになったので、どうしても95期もこうなるのではないかと不安に思われている方が多く見受けられますが、不安に思うことはないと思うのです。
何期であろうとトップになる人はなるし、ならない人はならないのが現実です。
2番手羽背負ってもトップになれる保証はないことが証明されたかのように、私のお友達も話しておりましたが、
トップになれなかったのは、本人の問題です。
実際2番手羽背負ったほとんどの方がトップになっているじゃないですか。
だから無駄に不安がることなく、それぞれのご贔屓を素直に応援することが一番だと思います。
退団発表を受けて未だに複雑な心境ではありますが、今後このようなことがないことを祈り、美弥るりかのラストステージを見届けるべく、チケット確保に挑みたいと思います!
今回はこのへんで!
ではでは(^-^)/