ぼう君と過ごした最後の時間 | Bee Boo Bow

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ぼう君と びじゅと さゆぶぅと・・・
びびこ

去年も寒い日でした。

ぼう君が初めて調子を崩したのが一昨年の8月、

トイレの場所も分からなくなっていたのに

薬の効果もあってか 元の様な元気なぼう君に戻ったけど、

10月の下旬に恐れていた痙攣が始まって・・・。

約2週間 毎日脳圧を下げるため 1時間の点滴に通院。

今 思い出しても あの時は 本当に辛かった。

1番辛い日々でした。

痙攣を起こしたぼう君を ただただ じっと抱きしめる事しか出来ず、

死んでしまうんじゃないかと、不安と悲しさで いつも泣いてばかりでした。

しかし その後、約4か月 痙攣は起こる事はなく、

ぼう君と穏やかな時間を過ごす事が出来ました。

けれど もう ぼう君は 以前のぼう君ではなく、

表情も変わってしまっていて、あたしが 誰なのか

自分が誰なのかも 分からなくなってしたのかもしれません。


   

今日は その4か月の間の あたしと ぼう君の毎日の

生活リズムを 書き留めておこうと思って書いてます。


ぼう君は おむつをしていました。

毎日 日に4度のお薬を飲んでいました。

朝起きて すぐに ぼう君のおむつを 外してあげます。

ぼう君は食欲はあったので ご飯にお薬を混ぜて 飲んで貰うことが出来ました。

しばらくは 自分だけでご飯を食べられていましたが だんだんと一人でご飯を食べる事が

難しくなって 身体を支えてあげて ご飯を口元に持ってあげていないと お顔が

器の中に埋もれてしまって お顔が汚れて ちゃんと食べられなくなりました。

ご飯が終わったら まずお顔を拭いてあげて そのあとで お腹とお尻など

下半身を拭いてあげて、また おむつを履いてもらいます。

仕事の日は お昼休みに 往復約40分かけて 自宅に帰って

まずオムツを外して ご飯を食べて 身体を拭いて おむつを履いて。

正直 自分がまともに 昼食をとる時間は殆ど無かったので 往復の車中で

食べたりした事もあります。

毎日 一日も欠かさず お昼休みに家に帰りましたが、

精神的には ぼう君の顔が見られる安心感で 満たされていましたが、

身体は正直と云うか、運転中にルームミラーに映った あたしの顔は

随分と ひどい顔をしてました。

帰宅してからも 朝と昼と同じです。

ぼう君のお世話がすんだら しばらくは 自分の時間があります。

ぼう君は よくちっこをしたので 夜9時頃 一度 おむつの交換をして

夜寝る前に 約12時頃 お薬のために 少しご飯を食べて おむつを替えて、

夜中に 目覚めた時は 夜中におむつの交換もしてました。

1日におむつは 5~6枚は使用しました。

ご飯は 市販のウエットの物に 自分で 鶏がらや野菜でとっただし汁を

加えてみたり、あまり良くないのは分かっていましたが

オリーブオイル漬けのツナをすこ~しだけ 混ぜてみたり

お気に入りのバターもちょっぴり混ぜてみたり。

せめても 美味しいと思ってもらえる物を あげたくて・・・・。

本当は 美味しいとかは 分かっていないとしても。


そんなな毎日を ただただ ぼう君のために過ごしました。

ぼう君の事を最優先に ぼう君の事だけを考えて過ごした4か月でした。

とても充実した毎日だったと思います。

ぼう君と向かい合って過ごせて良かった。

何度も云ってますが 本当におとなしく 我がままを云わない仔でした。

最後に あたしに 宝の様な時間を 与えてくれて ありがとう。


ぼう君 びびちゃんと 仲良く 楽しくしてますか?