【SGA】自宅での成長ホルモン注射の記録① | §♭ キ ミ ノ ミ ラ イ ♪# ~6才差姉弟のゆるっと育児~

息子の記録と私の気持ちの整理のため、これまでの注射のことを流れ星




くまクッキー4/10(土)▷初めての注射 




くまクッキー4/11(日)▷2回目(自宅にて初めての注射)




夜、自宅にて旦那と初めての注射に挑戦。



きっと嫌がるだろうなーと憂鬱な気持ちにショボーン



旦那がパパのおひざにおいでーと誘導し、何やかんややんわりとうつ伏せにして、おしりをぷりっと出す。


最初は、息子もパパと遊べる♪と楽しそうにしてたけど、動かれたら危ないのでだんだんと押さえつけ始めると、いやー!!と暴れはじめるショボーン




初回は病院で先生と一緒にしたけど、今は自宅で家族だけ。


もし失敗したらどうしようと怖くなる。


でもしなくちゃいけない。




いくよ、打つよ、おさえててよ、と言いながらも、嫌がって暴れる息子を前にすると、汗がにじみ、ドキドキして、なかなか打てなかったショボーン




意を決して打つと、病院の時と同じように、大泣きする。




注射を終えても、しばらくグズグズ。



がんばったねー、えらいね。と家族で褒める。




旦那は、こんなに大変なんか…と憔悴した顔。


私も、これが毎日か…と思うと絶望的な気持ちになったショボーン






くまクッキー4/12(月)▷3回目




夜、寝てるうちに注射するおうちもあると病院で聞いたので、それも試してみようと思った。


本人が気づかないうちに済ませられるなら、それが一番いいと思った。




夜の9時頃に消灯。


10時くらいには寝ついたかな?



もっと眠りが深くなるまで待ち、深夜1時くらいに試してみた。



注射のボタンを押した瞬間、ビクッとして起きて、大泣きの大暴れ。



いたい、いたいとグズグズ泣き続ける。



暗くして気を紛らわせるものもないから、気持ちの切り替えもできず、暗がりの中で神経が痛みに集中して、余計につらかったかもしれないショボーン


気持ちよくスヤスヤ寝ていたのに、痛みで起こしてしまって申し訳なかった。



なんとかなだめたけど、また寝たかと思ったら、いたいとうなされて起きてはなかなか寝つけず…



息子の場合、寝てるうちにというのは難しいみたいだったショボーン




もっともっと眠りの深くなる3時とかに試そうか?と思ったけど、仕事もしながら毎日夜中に起きて注射する毎日はキツいな、息子も気付いて起きたときが眠れなくなりしんどそうだな、と思うと、試す気になれなかったショボーン




どうすればいいんだろう、息子を泣かせたくない、何でこんなことしなくちゃいけないんだろう、注射したくない、とぼろ泣きした。






くまクッキー4/13(火)▷3回目




『寝てるうちに打つ』という希望が打ち砕かれ、落ち込んだ。




少し前にあった「アンサング・シンデレラ」というドラマ化した漫画のセリフを思い出す。


病気で自己注射をし続けないといけない女の子が、大人に言うセリフ。



「注射をしなくても普通に暮らせる人たちには、

注射をしないといけない私たちの気持ちなんて分からない。」



うろ覚えなので、曖昧な書き方ですが💦


そんな言葉が胸に刺さった。


漫画をみたときは、まだ治療前だったけど、いずれ息子は注射をするかもしれないと予想されていた時期だったので…




確かに、我が身より大事な息子のことだけど、きっと私には、息子の気持ちは分かってあげられない。


実際に経験した人にしか分からない気持ちって、世の中たくさんある。




息子のために、心を鬼にして打たないといけない。


息子が一番痛いのはもちろんだけど、打つ方だって心にグサッとトゲが刺さるようなんだよ。


ぜんぶ息子のためなんだよ。



でも、分かったつもりでいただけで、私は本当に息子のことを考えていなかったのかもしれない。




寝てるうちの注射に失敗した夜から、次の注射をするまで、息子のつもりになって一生懸命考えた。




私は、大人になった今でも注射が嫌い。


採血とかする時、刺す瞬間を直視できず、目をそらしている💦



それをいきなり、毎日注射しないといけないと言われたらものすごく嫌だ。


めちゃくちゃ嫌だ。




息子の状況って、自分に置き換えると、


ある日いきなり、旦那に呼ばれて近づくと、いきなり押さえつけられて、いきなりブスっと何かの注射をされたようなもん。



そりゃ嫌だわ。


いきなり何すんの!


痛いわ!


何の注射よ!


腹立つわ!



ってなるわショボーン




息子には、ホルモンだの身長だの、まだよく分からないだろうと思っていた。


だけど、もうこれから毎日、避けては通れない注射。



戦うのは息子本人なのに、


まだ小さいから…

まだ分からないだろうから…

髪の毛くらいの小さな針だから、痛いのは一瞬だけだから…

どうにか騙し騙し打てないか…


と思っていた。




だけど、がんばって戦う息子を、まだ小さな子どもと思うんじゃなくて、ひとりの人間として扱わないといけなかった。


それを家族で全力でサポートして、真っ向勝負しなくちゃいけないことだったんだ。




その日の夕方。



注射セットを息子にみせ、目を合わせて話をした。



「息子ちゃん。

息子ちゃんは、小さく産まれて、元気に大きくなってるけど、まだちょっとだけ小さいんよ。

これは、お薬を注射するもの。

この注射は、息子ちゃんがもっと元気にすくすく大きくなりますように、かっこいい男の子になりますようにっていう注射なんよ。

痛いかもしれないけど、これをこれから毎日しなくちゃいけないの。

だから、今日も打たせてね。

がんばろうね」



息子には、きっとまだ話の内容はよく分からない。


きょとんとした顔で私を見る。



でも、どうせ分からないからと何も説明しないのは、失礼だったよね。


がんばる息子に、ちゃんと向き合うのが礼儀。




娘にも話す。


「そんなわけで、息子ちゃんは、これから毎日注射しなくちゃいけんのんよ。

すごいよね、頑張り屋さんだよね。

娘ちゃんも、頑張ってるところをしっかり見てあげてね。

パパが押さえる係。

ママが注射する係。

娘ちゃんは、息子ちゃんに話しかけたり、おもしろいことして気をそらすお楽しみ係をしてもらうよ」



娘は、分かったー!と頷き、がんばろうね!と息子に声をかけた。



旦那が膝の上でうつ伏せに息子をホールドし、娘が息子の前にきて、話しかけたりぬいぐるみで人形劇をした。


そのあいだに、私は注射をした。




やっぱり注射器をあてると察して暴れるし、注射の瞬間は痛がる。


刺してる間も、終わってからも息が止まるほど大泣きする。




だけど、私の気持ちは少し晴れやかだった。



息子ひとりを頑張らせたのではなく、家族で協力して乗り越えた、達成感があった。



自己満かもしれないけどね照れアセアセ




息子のことは家族みんなのこと。


息子の痛みも怖さも辛さも家族で4等分。




娘ちゃんは、がんばったねー!と笑顔で息子をナデナデ。


旦那も、偉かったのぅ〜とニコニコ。



グズグズな息子だったけど、泣きながらもちゃっかりラムネが食べたい!とアピール。


ラムネくらいいくらでも食べんさい♪と与えたウインク




頑張ったご褒美に、これからはお菓子あげたらいいかねー?


チョコとかを毎日は気になるけど、ラムネひとつなら毎日あげてもいいかねー?と話す。



娘には、お楽しみ係のお仕事、他にどんなことしたら楽しいか考えてあげてみてねーと話したニコニコ




このやり方が、今のところ我が家には合ってるかもしれないと思った。



家族がしんどそうな顔で注射して、申し訳なさそうにしてたら、息子だって不安になる。


せめて私たちは、笑顔でいよう。






長くなるので②に続く流れ星





何も写真ないのも寂しいので、鬼滅でも♡←


ふりかけとカレー🍛


いつも行くスーパーで初めてお目にかかった♡♡