ハマったらとことんその作家さんを読んでしまう癖があったりなかったりするのですが…:( ;´꒳`;)
今回も林真理子さんの著書を読みました。
今回は人生論の新書をKindleにて。
『成熟スイッチ』(講談社)をあっという間に読み終えました。
成熟へと向かう小さな「スイッチ」を、林真理子さんの豊かな人生経験や数多くの華やかな出会いを通して考えてみた本書。
人間はある日突然、歳を重ねたからといって「成熟」出来るわけではなく、歳をとって、成熟の素晴らしさを教えてくれる人と、老いの醜さを見せつける人がいることが、まえがきで触れられています。
林真理子さんは、ものすごいアクティブな方ですよね。
コピーライターから作家へ転身し、時代の寵児として話題を集め、テレビにも出演し、ベストセラーを連発し、文学賞も数多く受賞され、選考委員にまでなり、日大の理事長にも就任されているーー。
そんな素晴らしい方が、常に前向きに貪欲に、野心を持ちながらも、礼節を重んじることを忘れず、仕事や趣味に邁進する大切さが説かれていました。
私が特にすごいなあと思ったのは、尊敬の念を持っている先輩や、好意を持っている方に出会ったら、「大好きです」「ずっと会いたかった」と相手に素直に伝えている、とあったところです。
「黙っていたら何も始まらない」と書かれていたけれど、この一歩踏み出す能力、外へ飛び出していく力が林真理子さんは本当に素晴らしいなあと思いました。
昨日と同じままの自分でいることに満足せず、常に変化することを心がけ、様々なことに興味を持ち、時に頭を打つことがあっても何かを学び取り、前へ前へと貪欲に足を進めるーー。
直筆のお礼状を出すなど、礼節を重んじ、相手に踏み込みすぎないから、目上の方に可愛がってもらうのが上手だし、ものすごくパワーがあるし、林真理子さんの生き方を真似しようとしたところで私には無理なのですが:( ;´꒳`;)
でもなんか!!
すっごく!!!
……読んでいて元気が出たし、自分もまだまだ貪欲に素直に、何かを変化させながら生きてみたいと思いました。
うんうん。どうせなら思い切り!! 人生満喫したいです。
私が未熟ゆえ、理解できない考え方もいくつかあったのですが、林真理子さんのエッセイや小説はやっぱりすごく面白いです。
これからもずっとずーーっと読み続けたいと思います
さゆ
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