母の病気が発覚してから
もちろん大きなショックを受けました。

でもそれと同時に
「自分は母を支えていかなくては!」と
とっさに気持ちを切り替えて
自分の気持ちより母の気持ち母の体調
兄妹で一番母のそばにいる
そして娘である自分が背負う覚悟も
自然に出来たように思います。

というか
自分が看たい!
と思ったのでしょう。

兄たちは遠方なので
私にすべてを任せるしかないことも
現実問題仕方ないことだし
それを不公平だと全く思いませんでした。
むしろ、母のピンチに自分が一番役立つという
妙な優越感も感じたのかな?
・・・子供みたいですが。

そして闘病が始まったのですが
ふとひとりになると
心にすきま風が通り過ぎる瞬間に出会します。

母に対しても兄妹に対しても
母の病気は必ず治るし大丈夫という
一番近くで見ている私がオーラを出すことで
いくつかの不安を打ち消していたように思います。
でも心は時々正直で
本当は不安で不安でたまらないという気持ちを
チラッと見せつけてくれる瞬間がありました。

もう何年も続けているのですが
春から秋にかけて私は毎朝早朝ウォーキングをしてます。
早朝だから本当にひとりの時間を過ごすわけで・・・
自然に考え事もしてしまうのです。

そんな時弱い自分がようやく出せるらしく
何度も歩きながら母を思い涙を流しました。

家族にも気づかれず
誰にも分からないこの早朝の散歩道で。

そして気持ちを入れ替えて家に向かったことありました。

そうして気持ちをコントロールしてました。

本当は主人や家族の前で不安を出せる素直さがあれば
いいのかもしれませんが
母譲りの性分
「人に心配をかけることが嫌い」
という・・・。

あぁ。私も母と同じ
頑張りすぎちゃうのかな。

☆ランキングに参加しました☆

たくさんの方に読んでもらいたいと思っています。


にほんブログ村 病気ブログ 悪性リンパ腫へ
にほんブログ村


人気ブログランキングへ