87歳の親戚、父に面会 | 難聴と共に生きる さよこの日記

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どうにもスッキリしない毎日を送る50代女性のつぶやき日記です。

昨日、父の 弟の奥さんのお兄さん(87歳)と一緒に、夫運転の車で、施設の父に面会に行ってまいりました。



長文になってしまいますが、お付き合い下さるとうれしいです。






87歳のその方は、えっと…?

私から言えば、どんな関係?(´・ω・`)?

義叔母のお兄さんですよね。


面倒くさいので、ここからは お兄さん(87歳)と、呼びますね。


わたしと夫とお兄さん(87歳)の三人で、面会室で父を待っていると、いつものように、父は介護士さんに車椅子を押してもらって、やってきました。


父は、お兄さん(87歳)を見ると、少し不思議そうな顔をしていましたが、


わたしが 


ニコニコ『〇〇さんだよ。お父さんに会いに来てくれたんだよ』


と、言うと、


すぐに、誰だかわかったようで、


おじいちゃん そうかあ。〇〇さんか。

  忙しいのにスマンなあ。

ワシはもうアカン。こんな風になってしもたんや。


と、お兄さん(87歳)に向かって言いました。


そして、ここから15分間、父はお兄さん(87歳)にしゃべり通し💧‬


もう止まりません( ̄▽ ̄;)

マシンガントーク炸裂。




でも、ザンネンながら、何を話しているのか、ほとんどわかりません。汗うさぎ



わたしも、所々で、父の話をお兄さん(87歳)に通訳していましたが、途中で、もうやめました。

昨日の父の話は、わたしにもよく分からなかったからです。


元々おしゃべり好きな父なので、久しぶりに会ったお兄さん(87歳)に、テンションが上がり、言いたいことが、次々あふれてきたのだと思います。



お兄さん(87歳)は、最初の方こそ、


小声で、隣のわたしに、『わからん…』と、つぶやいていましたが、途中からは、もう諦めたようでした。








あ、そうそう💡


お兄さん(87歳)は、昔から、とても健康に気を使っていましてね、


今も1万歩以上歩くし、週に数回、施設で行われる市主催の運動にも参加してるそう。


耳も全く遠くないし、見た目、とても87歳には見えませんびっくり

(ちなみにハーフパンツ姿で登場。)




お兄さん(87歳)は、父に


『じっとしてたらアカンよ。運動しないと。

ここでは運動したりしないの?


と言って、



おもむろに立ち上がり


『椅子を使ってね、こんな風に運動したらええよ』


と、父の前でスクワットをはじめました。



わたしは目が点に。

(⊙⊙)!!


車椅子の91歳の父に、スクワットを勧める?

ムリムリおいで 出来るわけないやろ

( ̄▽ ̄;)


もしかして、高齢者マウントかな?




別れ際、お兄さん(87歳)は、父の手を握ってくれました。


お兄さん(87歳)は、施設の外に出ると、


ポツリと


おじいちゃん お父さん、痩せたなあ


と言いました。


真顔 はい、痩せました。

ま、精神科入院中にも少し痩せたからね。



おじいちゃん こんなところは、あんまりちゃんとした食事が出てないんと違うか?


ニコニコ (びっくりして)  いえ、それは大丈夫やと思います。

栄養士さんが、きちんとカロリー計算して、献立考えてくれてるし、『食事はちゃんと食べてる』って、職員さんから聞いてます。

 

それでも、お兄さんは、まだ納得いかない様子でした😅‪‪

やっぱり、この年代のひとは、老人施設に対して不信感を持っているのかもしれません。



お兄さんを、ご自宅近くまで送り、




ニコニコ 今日はありがとうございました。

父もとても喜んでいました。


と、言うと


おじいちゃん そうやろか?喜んでたんかなあ。


ニコニコ はい、とても喜んでましたよ


おじいちゃん そうやなあずっとぼくの方ばかり見て、話してたもんなぁ。


ニコニコ  そうですよ。


父にすれば、


面会に来るのは、いつも、娘のわたしたちだけ。


その他には誰も会いに来ません。


父は寂しかったのかもしれません。


思いがけず、お兄さん(87歳)が来てくれて、とてもうれしかったのだと思います。





父は、相変わらず、誰かに会って、しゃべるのが大好きなんだなと、昨日は思いました。


元々、父は大のおしゃべり好き。

口から先に生まれたね、きっと。


でも、いまや、父の話の八割は妄想話?で、何を話しているのか、聞いているこちらは、さっぱりわからないことが多いです。


そんな父の姿を、人に見られたくないと、わたしは思っていたけれど、


父のためには、それは間違いだったのかもしれません。


『父に会いに行きたい』と、熱心に連絡をくれるお兄さんの気持ちをありがたいと思いながら、面倒に感じていた自分を、少しだけ反省しました。




ちなみに、相談員のふんわりFさんお父さんから連絡をもらっていた、父の入れ歯のことですが…


やはり、予想通り、全く父に聞くことができませんでした。


あっという間に、15分経ち、介護士さんが迎えに来ました。


でも、この際、


介護士さんお母さんに、


『歯のこと、お父さんに聞いて、早く連れて行ってあげてください。

食べることなのでね。』



と言われたので、


少しだけカチンときました。


というのも…


相談員のふんわり☁Fさんお父さんには、土曜日、再度こちらから電話をかけ、


『明日の面会は、親戚が同行することになったので、歯のことは、父にあまり聞けないかもしれません。

その翌日にでも、私ひとりで父に面会して、歯のことを聞きますので』と、あらかじめ連絡していたからです。


こちらの質問に対して、サクサク答えられる父ならいいけれど、

 

聞いたところで、明確な答えは返ってこず、聞き取りに時間がかかります。


歯科に予約の電話をいれる際も、父の状況を伝えなくてはいけません。

せめて、入れ歯は、上なのか、下の部分入れ歯なのか?ぐらいは伝えないとね。




介護士さんお母さんは、父に向かって、


ね、〇〇さん、歯が痛いんですよね?


と、言いました。



父は、『もう ええんや』


と、こたえました。


わたしは、介護士さんに、


『また、明日にでも面会に来て、父にちゃんと聞きますので 😊』


と、言いました。


でも、内心


あのさ、そんなに急ぐなら、施設の歯科医師に診てもらってよ。


と、ちょっと思いました。


だって、歯科医師も週に1度、施設に来るんでしょ?


おまけに、父の歯のことを、父自身からきちんと聞き取りせず、その状況さえ、家族に聞きとらせて、そのうえ歯科の受診も急がせる、って?


なんなの?真顔


家族とすれば、入所すれば、歯科もここでお願いできると思ってたのにな。


特養って、こんな感じなのでしょうか?

わたしが無知なだけ?




今日は、午前中、トイレのリフォームのことで、某メーカーのメンテナンス店が、見に来てくれるので、

こちらも、ちょっと不安です。頼りない感じの男性なので。





それが終わったあと、午後から、父に面会に行ってきます🚙 =꒱‧*