婚活戦略アドバイザーのさより~なです。

先日、電話のカウンセリングサービスを利用しました。

お話したカウンセラーさんは、男性の既婚の方で
今の私の悩みである「結婚式に関する彼との意見の違い」
について相談させていただきました。

私は結婚式を少人数でこじんまりしたいのですが、
彼は友人をいっぱい呼んで盛大にしたいとのこと。

私がこんじまりとしたい理由として、

【1】みんなの前で目立つのが嫌だ
【2】料金が高く、それだけのお金と労力を結婚式にかける価値を感じない
【3】結婚式に対してポジティブな思い(楽しさ・わくわくなど)より面倒な感じを感じる
【4】両親へのメッセージなど恥ずかしくてできない
【5】準備で疲れそう

などなど。

実は、相談したカウンセラーさんも結婚式をするのが
すご~く嫌で、結婚して数年したころに式をされたとか。

その時、彼は、「なぜ、自分は結婚式をしたくないのだろう?」
というテーマを何度も何度も考えてきたとか。

ちなみに、この男性カウンセラーは、私が選んだのではなく
事務所の方が、空き状況から選択しただけ。
もちろん、事務所の方には、私が何を相談するかは伝えていません。

これを、シンクロニシティー(意味ある偶然)といいまずが、
シンクロニシティーは、流れに乗っている時に起こることが多いです。

話を元に戻すと、偶然にもカウンセラーの彼は、
私が悩んでいることと同じテーマに悩み、その答えを探し求め、
今は「結婚式をしてよかった~」と話す先輩。

今回のシンクロに感謝しながら、
カウンセラーさんにいっぱい質問しちゃいました。

いろいろお話を聞いた後に、
カウンセラーの方から質問されたことは

「結婚式をすると誰が喜ぶと思いますか?」

という質問。

私:「彼と彼の両親は喜ぶかな~。うちの父はまあ喜ぶかな。。。
母は体裁を気にする人なのでまあ満足すると思います。」

カウンセラー:「そうですね。彼とご両親はきっと喜びますよね。
でも、さよさんは、あまり彼らを喜ばしたいと思わないのですね?」

私:「・・・・・・」


その後、カウンセラーさんに、
彼が「結婚式は周りに感謝を示す場だ」と言っていたことを話すと、

カウンセラー:「そうですね。
感謝の気持ちがあると相手を喜ばせたくなりますよね。」

と言われ、
自分の中にある親に対するネガティブな思いを感じてきました。。。

「親に感謝できない」

そんな気持ちが私にあるのかも。。。?

「親を大事にして、親孝行したい。」

と多くの人が口にすると思いますが、
それは、社会的に善とされている行為であり
倫理にもなっているからではないか?と思う時がありました。

ココロの奥には、親に対する反抗心があったり、
「あの時、親は私の気持ちをわかってくれなかった!」
という恨みの気持ちを持っている場合もあります。

そして、私にもそういう時期がありました。

そして、この感情があると、親への復讐のために、
わざと自分を幸せにしない、という行動をとることもあります。

怖いですね~・・・

ちなみに、あくまで、無意識なので
意識的には理解してないことが多いものです。。。

そして、私の中にも親に対して、

「私の寂しい気持ちをわかってくれなかった」
「親の不仲のせいで、幸せな結婚ができなかった」
「私がどんだけ、気を使ってきたと思っているの!」
「いつも愚痴ばかり聞かされてどんな気持ちだったかわかる!」

と言った不平不満がありました。

私と親との関係は、中学時代から、おもいっきり甘えられるものではなく、
私が母親を精神的に支える構図もありました。
さらに、夫婦喧嘩の仲裁役もやっていました。

なので、親に「もっと私の気持ちをわかってほしかった」という
恨みの気持ちがあり、心の底から親孝行をしたい!
という心境までは行き着いていませんでした。

そして、そんな自分を
優しくないと感じていました。


さらに、私が飽き性で転職がちで
だいたい2年以内には職場を退職しているという話をすると、

カウンセラー:「転職がちの方は、何かを隠していることが多いです。」

私:「隠している?」

カウンセラー:「ええ、自分が隠していることを見透かされる前に
その場を去ることで、気づかれないようにしています。」


私:「・・・・・・」

カウンセラー:「隠している自分は、自分でダメだと思っている自分
だったりしますが、実は周りから見るとダメじゃないものだったりします。」

私:「・・・・、今回の件で隠していることがあるとすれば、
私は、彼ほど愛情深くないという気がします。」

カウンセラー:「どうして、そう思うのですか?」

私:「彼は毎日、私といると幸せだ幸せだって言うのですが、
私はときどき心の中で、彼にダメ出ししたりします。」

その他に、彼は初婚なので今は浮かれているけど、
いずれその気持ちも冷めてしまう、

とも思っており、

「結婚っていうものの真実を彼は理解していない」

と感じている自分もありました。

私の前の結婚では、元ダンナが結婚当初から浮気を重ねていたこともあり、
新婚のラブラブした感じを味わうことなく、
5年間のほとんどの時間がネガティブな感情でした。

そういう過去が一種のトラウマになり、私が結婚に対して、
夢やロマンスを抱きにくい体勢を作り出しています。


そして、このカウンセリングの後、

「本当の私は優しくなく、愛情深くないのではないか?」

という不安が浮上してきました。

果たして、そんな私が
彼と結婚して一生彼と一緒にいることができるのだろうか?
途中で彼のことが嫌になってしまうのではないか?

そんな不安が沸き起こってきました。

そんな折、話の流れから
彼と私の仕事について夜遅く話をしました。

今まで彼は、私の仕事に関してあまり興味を示さなかったので
私も詳しく語ることができず、概要だけを伝えていました。

でも、この夜、私の仕事に対する「想い」や「使命感」、
「将来どのようにしたいか?」などを彼に語ることができ、
彼もそれを応援したいと言ってくれました。

それから、

私の彼に対する愛情は、安定したものになりました。


自分でもわかっていましたが、
私は彼に、仕事の面でも、もっと認めてもらいたかったのです。

そして、彼が私のニーズ(欲求)を満たしてくれたので、
私の彼に対する「感謝の思い」も高まりました。

私の理想のパートナーの条件には、


私の仕事を理解し、応援してくれること


が含まれています。


そして、このことは長く結婚生活を継続して上で
欠かせない要素だと思っています。

なので、彼が「ずっと応援しているよ!」と言ってくれた時、
「やっぱりこの人と一生一緒にいたい」と思えるようになりました♪

そうすると、恐れていた自分のネガティブな面に対しても
違う解釈ができるようになりました。

「本当の私は優しくなく、愛情深くないのでは?
と不安に思っていただが、実はそんなことはない。

優しさや愛情深さを表現する方法が、
彼と違うだけで、その気持ちがないわけではない。」

「私は言葉より態度で、優しさや愛情を表現したいタイプで、
優しく愛情深い人間でありたい!という想いから、
優しさや愛情深いということに、人よりハードルを高くしているだけなんだ。」

そんな「自分の内なる声」が聞こえてきた感じがしました。

今回利用させていただいたカウンセリングサービスは
提案型カウンセリングなので、お悩みに関する心理的分析を
されることも多いのですが、

人が悩みを解決する際には、
「ありのままの自分を認められること」
が重要になってきます。

今回のカウンセラーさんとのカウンセリングでは
時間が足りなかったこともあり、分析だけにとどまりましたが、

その後、彼に「ありのままの自分」
認めれてもらったおかげで、悩みが消えていきました。

カウンセリングでご相談者さまを
「ありのまま認める」ということの大切さを身をもって学びました。


愛って何?」も合わせて参考にしてみてください。