自分の心の中くらい、自由でいい。
皆さん、きっと毎日毎日、頑張ってるんだなあ、と思います。
「このくらい普通」
「みんなやってる」
日本人はそう思いがちで、「褒める」「認める」のが下手だなと感じます。
謙遜は美徳ですけど、行き過ぎて自虐になってしまうのはダメです。
自分の心の中くらい、自由でいいんですよ。
誰でも、心の中の自分の思い、感情、心の声くらい、自由に好きにしていいんです。
誰にも言わなくていいし、誰にもその考え方や思いを認めてもらう必要もないです。
だから、自分を褒めてくださいね。
「今日もちゃんと起きれて偉いねえ」
「目玉焼き作れたの?すごいねえ!偉い偉い!」
「ちゃんとご飯食べて偉いねえ」
「ちゃんと歯磨き出来て偉いねえ」
「トイレひとりで行けて偉いねえ」
もう、こういうレベルから褒める。
自分の心の中でだけやってることなので、誰にも聞こえません。
だから、誰も批判してきません。安全です。
「今日も生きてて偉いねえ」
「ちゃんと息してて偉いねえ」
「こうやって自分を褒めることに頑張ってて偉いねえ」
息をするようにこういう思考が常に頭の中を流れているように、そのくらいになるまで、続けてみてください。
すぐ忘れたり、
いつものように「当たり前」と自分を叩きそうになっても、
思い出すたびに、やり続けてみてください。
そして、思い出した時も、「ちゃんと自分を褒めることを思い出せて偉いね」と、すかさず褒めてくださいね。
コツは、
「ローテンション」
「淡々と」
です。
「大げさにハイテンションに褒める」とかだと、「それらしい理由」を探しがちになって、褒めることが難しくなります。
「淡々と」
「静かに」
でも、「優しく」。
その子に向き合って、ニコニコしながら頭をなでて、「偉い、偉い」「偉いねえ」「頑張ったねえ」と褒める大人。
「心の中で、あなたがそういう大人になって自分を褒める」ような感じです。
最初はたぶん難しいけれど、
思い出すたびにやるようにして、粘り強く続けて、
毎日少しずつでも出来るようになれたら、そういう自分をまた褒めて、
というの、やってみてくださいね。
コツコツ続ければ続けるほど、あなたも、あなたの世界も変わっていきますよ。
→心の問題を自分でどうにかといろいろ頑張ったけどダメだったあなたへ