私の世界って超狭いです。 | 福岡 共感ヒーリング ATHANAHA(あたなは)

私の世界って超狭いです。

目の前の人が話していること、その内容と、本人が感じている本心が違うこと、

 

どうごまかしているのか、

なぜそのように心と違うことを言うのか、

 

本人が自分が嘘をついてる、本心をごまかしている自覚があるのかないのか、

 

自分の本音本心に気づかないようにしている理由、

 

 

子供のころ、3、4歳くらいかな、その頃からそういうのが一瞬で分かって、だけど、そういったたくさんの情報を素早く理解整理したうえで、会話のテンポに合わせて最適な返事をする、というのは、すごく難しいことでした。

 

 

 

今でも人とのコミュニケーションは難しいし苦手ですけど、子供のころは、そこでどう返事するのが一番いいのか、ワーッといっぺんに情報が押し寄せてくる中で、「その場と相手にとって最適な言葉を選んで、最適な文章にして返事をする」というのが本当に本当に、難しかったです。

 

 

 

どう返事をするのが正解なのか、

 

自覚があろうとなかろうと、本人が本心を言いたくない、気づかれたくないことは事実で、

 

 

それに自覚があるならば、私がそのごまかしについて指摘したり、本心に対して返事をしたってしらばっくれられるし、

 

無意識無自覚であっても、やっぱり「は?何言ってんの?」って言われるだけだし、

 

 

そういうことを毎瞬ぐるぐるぐるぐる考えながら、会話のテンポを守りつつ「最適解の返事」を返し続けないといけないのは本当に疲れるし、だいたいいくつかは「しまった」「そうじゃない」ってレベルの返事をしてしまうし、

 

 

 

私は、どのやり取りでもいつも、後からそのシーンを思い出しては、記憶の中の情報を整理して、何通りものシュミュレーションを繰り返して、「あの時、どう返事するのが一番効果的だったのか」というおさらいをしていました。

 

 

そこまでしても言いたいことをうまく伝えることが出来ないことがほとんどで、毎回毎回、言い負かされたりしたときなんかは特に、出来なかった自分に落ち込んで悔しくて眠れなかったことを、今でもよく思い出します。

 

 

いろんな情報が一気に入ってきて、頭の中を駆け巡って、ワーッとなっていっぱいいっぱいになるんですよね。

感情が高ぶったりしてたらなおさらそうなる。

 

そしてそのパニックのまま余計なことを言ってしまって、それにテンパってさらにまた、という悪循環になって、あとから自己嫌悪の一人反省会です。

 

 

 

50年以上生きているのにいまだにコミュニケーションが苦手で、ヒーリングやりまくっていた時はそういうのも「治る」のかと必死だった面もあったんですが、私が期待した方向へは一ミリも行かず、

 

やればやるほど、むしろ「治さなきゃいけない」の意識の方がどんどん無くなり、「もう私はこれで良くね?」「もういいやこの私で」となっていきました。

 

 

ついには、「そういう器用さを求められる世界に行かなきゃいい」と思うようになりました。

 

 

 

なので、私の世界って超狭いです。

人間関係もものすごく小さい。

友人と呼べる人も本当に少ないです。

 

 

もともとそうだったのが、「広げる」ことも、維持さえも完全に放り投げて、我慢をしないと決めておひとり様で心から好きに過ごしていたら(誘われてもちょっとでも面倒なら行かない、一ミリでも気が乗らないならやめる、つまりほとんどの誘いは断る。何となくでも合わないと思う人とは疎遠になるのにまかせて放置)、ここ数年でさらに人間関係が狭くなり、今、すごく楽です。

 

 

 

たまーに一瞬寂しいこともあるんですけど、だからってリアル交流とかが増える方がきつくて、ひとりでいる方が心安らかなんですよね。

 

 

年に数回、本当に信頼できる友人とちょっと会えたらそれで充分。

 

それが私の「ちょうどいい」なんだなと思います。

 

 

 

 

会社員時代からそうなんですけど、上司や同僚と仕事に絡んだ話なら出来るのに、雑談のようなのだと、何をどこまで、どういう態度で、どういう立ち位置と距離感でコミュニケーションすればいいのか、

 

雑談、世間話的な会話は、「立場」に「個人」が加わって中途半端に自由度が広がるせいで、選択肢と組み合わせのバリエーションが無駄に多くなりすぎて、最適解が分からなくなるというか。

 

 

時と場合と相手に応じて、大人として社会人として適切な対応を当たり前に出来る人たちってすごいなあといつも思います。

 

 

 

 

そんな私だったのに、今の仕事は、なんか最初から大丈夫だったんですよね。

 

ヒーリングなら、目の前の相手にどうするのが一番効果があるのか、「こうすればいい」「絶対こうだ」というの、「最適解」が、このことに関しては分かるんです。

 

 

ただ、「コミュニケーション面」では、一般的な会話とか流れとか空気とかをぶった切ることも多いです。

 

 

なぜなら、セッションやセミナーでは、

 

「今そう来た(降りてきた)から今すぐそれをやらないといけない」的なタイミングっていうのがあって、

 

そういうのは、今の会話の流れとか空気なんてガン無視でいつでもいきなり来るもので、

 

 

そうなると「今やらないといけない」そっちが最優先になるので、そこでどんな会話をしていようが、どういう空気だろうが、すべての流れをぶった切ってでも私はそのワークに入ります。

 

 

そこで、会話の流れとか空気を読むとか、そういう「常識」的なことを気にしていると、「今だ」というベストなタイミングを逃してしまい、それは、セッションやセミナーでの最高の結果を邪魔するから。

 

 

 

上手に流れや空気を読みつつ良い会話をして、上手にヒーリングやワークを織り交ぜて、そういう、コミュニケーション含めた全体の満足度みたいな、「ビジネス的な最善」っていうのより、私は「ヒーリングやエネルギーワークでの最高の結果」を優先します。

 

 

それでも、タイミングが降りてきてワークに入る時とか、もっと上手く、穏便にそっちへ持って行って、っていつも思ってるし、出来るならそうしたいと頑張ったんですが、それは私には両立は難しいみたいです。

 

 

 

 

力いっぱいやり切って、お客様が心から満足してくれたときの達成感はとても大きくて、私自身もものすごく満たされます。

 

 

仕事が終わった後、消耗してグッタリ疲れてもそれは心地よい疲れで、

 

「ああ、楽しかったなあ」

「ああ、良い仕事出来てよかったなあ」

 


そんな風にしみじみと余韻に浸りながら、私が生きるべき世界だなあ、私の場所ってここだよなあ、って、思うのです。

 

 

→一番自分らしくいられる幸せを感じさせてくれる世界

 

 

 

 

猫は良いです。

猫最高です。

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