セッションで知られたくないことまでバレそうで怖い?
↑の後半、「ある程度以上のレベルになると~」に関連するんですが、
リーディングって、結構その人のいろんなことが分かります。
分かる部分とか度合いは、リーディングする人の個性とか能力で違いますけどね。
で、
「見られるのが怖い」
「見られたくないことを見られたら嫌だ」
という気持ちになる方もいらっしゃるのだと思うんですよ。
覗かれるような気がする、みたいなね。
でも、これはリーディングの大前提なのですが、
「その人が乗り越えていないものは見えない」のです。
そもそも、好奇心とか、覗きの気持ちとか、そういうレベルの心ではリーディングは上達できないし、
リーディングする人自身が受け入れられていないものは見えないし分からないものなんです。
例えば、「不倫なんて許せない」って思っていると、不倫をしている人、横恋慕している人に対しては心が動揺するし、様々な感情が邪魔をして、正しく見ることは出来なくなる、みたいな感じ。
リーディングって、クリアな気持ちでないと正しく見えないし、感じられません。
好奇心とか覗きの気持ちとか、
「どう思われるか」とか、
「見えなかったらどうしよう」とか、
「間違ったらどうしよう」とか、
そういう雑念があるほど見えなくなっていくんです。
なので、リーディングをする人が、あなたの何かを見たり、感じて分かったとしても、
その人にそれが分かったということは、
「その人にとってそれは特別なことではなく、何とも思わないことだから」
なんです。
産婦人科医は毎日たくさんの女性器を見ているから、誰のそれを見てもいちいち反応しないだろうし、
外科医は様々な臓器や病巣を見ているので、それを見ても気持ち悪いとか思わなくて、治療的な視点でしか見ていない、のと同じです。
ヒーリングのために必要な情報が欲しくてリーディングしているのだし、セッション中にいろいろ詳しく聞くのも、出来るだけ正確にその人の心や状態を把握したいからです。
その人を正しく詳細に知ることは、良いヒーリングをするために絶対に必要だから。
お医者さんが、患者さんを治療するのに様々な検査をするのと同じです。
そして私の場合は、ヒーリング中に観たり聴いたことは、ヒーリングが終わるとほとんど忘れます。
ヒーリング中の意識状態は特殊で、私であって私でないような、いろんなところと繋がっていて、拡大した意識状態なんですね。
起きたら夢を忘れるのと似ていて、なので、同じ方をヒーリングするときに、前回聞いていたことを(覚えていないので)再度聞く、というのよくあります。
セッション中は、見えるその方だけを見ているのではなく、
その奥、過去はもちろん、その方のご家族、ご先祖、過去世、過去世の身内、魂というか、その方のバックグラウンド全部で見ていて、
ヒーリングはそれ丸ごとトータルで整える感覚なので、セッションの時に聞いたお悩みとかそれに関することは、その方のごく一部、みたいな感覚なのです。
自分では知られたら恥ずかしい、どう思われるかと心配なことであっても、
それがリーディング的に分かる人がいたとしたら、その人はそれに対して恥ずかしいとかおかしいとかダメだとか思っていないから分かったということだし、
もし、リーディングする人がそこまでの心でなければ、正しく見たり分かることは出来ないので、あなたが隠したいことはバレません。
なので、スピリチュアルなセッションやセミナーでは、どんな場合でも安心してて良いんですよ。