「喧嘩→エスカレート→不仲→離婚」という潜在的恐れを根本原因から解消すると。
【皇美マリアからの回答メール内容】
Ｋさん、こんにちは。
マインドシフトのワークには、正しい唯一のやり方というのはなくて、基本的に「どれも正解」です。
一回で終わらなくても、最短距離でなくても、遠回りのようであっても、「全部OK」。
自分が心から満足して、今できる精一杯ができた、と思えるところまでやれたら、それでいいんです。
しばらくしたら、その時の「精一杯」もなんだか物足りなく感じるようになり、そうなると自然と「気になる感覚や感情」に気づくから、そうなったときにまたやればいいんですよ。
旦那さんへの感情も、他のこともですが、Ｋさんは、「どうでもよくなる」の奥に、「許す」とか「怒らなくなる」とか、「悟る」「解脱する」的なものを目指しているように感じます。
「良い人」
「理想的な人」になろうとしてる。
でもね、終わりの形は、
「怒る」かもしれないんですよ。
旦那さんへ「ケンカを売る」じゃないですが、「思うことをストレートにぶつける」みたいな。
多くの主婦の方は、
「喧嘩→エスカレート→不仲→離婚」みたいな恐れを抱いていて、
そうならないように、
怒ったら「取り返しがつかなくなる」かもしれないから、
怒りたいけど怒れないから、
怒れないのに怒りを感じたままでは辛いから、
自分の中の「怒り」、旦那さんへの不満を消したい、そういうのを感じなくなりたい、
とヒーリングをやりがちなんです。
だから、うまくいかない。
ずっと解決しないし、終わらない。
本当にみるべきは
「旦那さんへの怒り」じゃなく、
それを持っていてはいけない、持っていたくない、何とかしたい、という執着の奥にある「恐れ」の方なんです。
本当はどうしたいのか、
どう感じたのか、
感じてるのか、
旦那さんを「ボコボコにしたい」とか、「やり込めたい」とか、「殺したい」とか、瞬間的にはそういう感情もあるなら、それを抑えないこと。
その不愉快な、
怒りとも
悲しみとも
寂しさとも、
何とも言えない不愉快な痛み、
もやもや、
ザワザワ、
イガイガ、
そういう感覚を、ただ感じるんです。
どんなときも、
「きれいになる」ことを目指すのではなく、
「なくなる」ことを目指すのでもなく、
ただ、「今ここ」を感じて、
あるがまま、
「なるようになる」のを邪魔せず、
いつもいつでも、
「今ここ」を感じ続けます。
途中で浮かぶ自分のどんな感情もジャッジせず、
どんなに汚いと感じ、恥ずかしくて許せなくて後ろめたくて、
そんな認めたくない考えや感情であっても、目をそらさずごまかさず、
どんな感情にも蓋をしないこと。
見たくないからと、耐えられないからと「気づかないふり」をしたり、
良い・悪いのジャッジで仕分けして片付けて「無かったこと」にしないこと。
本当の終わりは、
「全部の可能性が起こることを受け入れる」ことで到達できます。
「許す」
「怒りを感じなくなる」
「別の見方ができる」
という終わりの形ももちろんありますが、
「怒りが我慢できなくなってぶちまける」
「喧嘩」
「旦那さんへの愛想が尽きる」
「離婚」
という結論に至る「終わりの形」もあるんです。
今の自分が「絶対に嫌」「絶対それだけは無理」と思う道を通った先に、本当の完璧なゴールがある場合もあって、
「そうならないように」と恐れから自分の心をねじ伏せようとすると、完璧なヒーリングは起こりません。
絶対にあるところで停滞します。
自分が一番怖いこと、
それも含めてすべてにOKを出してください。
コントロールを完全に手放すこと。
何がどうなって、最終的にどういう形になるのかは、全部お任せです。
「なるようになる」ことを邪魔しない。
その途中で、自分の「恐れ」が出てきたなら、それを見つめて、そのままを感じて、感じ尽くします。
その「恐れ」が「なるようになる」まで、「ただ感じる」。
そうしている途中に、自身のいろんな心の「反応」、感情や感覚に気づいたら、そのままそれを見つめます。
その時にそのタイミングで気づいたのだから、
「そっちが先」
「それを今やる」ということなんです。
全部の可能性を受け入れる覚悟をすることが、うまくいくコツです。
「終わりまで」というのは、「何でも来い」と腹をくくった先にあります。
「自分のエゴが望むように変わろうとコントロールする」というの、無意識にやってしまいがちで、油断するとついやってしまってて、本当によくそうなるので、
常に注意深く、自分の「無意識の思い込み」を疑ってください。
自分の「無意識のごまかし」に騙されないようにしてください。
自分の「それ」に気づいたら、その奥にある「恐れ」を見抜くこと、それが、マインドシフトのコツです。
あと、自分の正解を見つけるには、
「最後までやる」と念じたときに「ふと浮かんだ」こと、それが何であっても、「その通りにやってみる」ことです。
膠着したときに、
「何とかして！」
「進ませて！」
「最後までとことんやらせて！」
とか、「自分の中の神」に言う、問う、何度でも命じる、
そうしたときに起こること、「ふと浮かぶ」こと、「気づく」こと全部を、「こうしたらいいのかな」「こうしたい」「こうしてみたい」と、思うとおりにやってみることです。
うまくいかなければまた命じて、分からないなら「わかるように教えて」とか、何度でも命じて、言い直して命じて、
いろいろと試行錯誤しているうちに、深い瞑想状態になってきて、眠くなって、半分寝たようになって、
「どうやったら」とか考えるよりも、感覚でふわふわと何となく動いてる状態になって、とかになるので、そういう感じになるまでやってみてください。
マインドシフトは、
「今ここのあるがままを、あるがままに、ただ感じて、
気づいたことに気づきながら、ただ感じ続ける」
ので、自分が納得する自分になるまで、いろんな切り口からワークして続けて、気が済むまでとことんやったらいいんですよ。
「ここがゴール」だと決めるのも自分で、途中も全部正解で、どんな終わりも間違いじゃなくて、自分が気が済むまで、満足するまでやり続けたらいい、
そういうのなので、行き詰まりのようなときには、それをブレイクするまであれこれやる、試行錯誤しまくると、そういう積み重ねでものすごく力がついてきます。
長くなっちゃって、まとまらなくて伝わるかわからないけど、Ｋさんはたぶん、「なんか変」「なんか違う」って感じてらっしゃるのだと思うから、それごと含めて自分の奥の「神」に、そのままぶつけたらいいですよ。
「これを何とかして！！ 解決させて！ 」とか、
きれいな詳しい言葉にしなくても、言葉に表せない心も、感覚ごと伝わってるから、
それごと乗せて、「徹底的にやらせろ！！」とか、そんなんで伝わります。
命じたら何かしらの「答え」が来るから、「これで合ってるかどうか」とか考えず、浮かんだことは「全部そのまま受け入れ」て、無関係に見えても感じても、「感じたまま」をやる。
最初はわからなくても、だんだん慣れてきたら「ふと」に気づくようになるし、「それをそのままやる」というのがどういうことか、どういう感覚かも分かるようになってきます。
分からないなら「わかるように教えろ」とか、とにかくこちらが言わないと何も返ってこない、それが「内なる神様」なので、
分からなくても思考停止するのじゃなく、「どうしてほしい」かを常に伝えて、分からないなら何度でも差し戻して、何度でもやり直させる、
そういう、神様とのコミュニケーションの仕方に慣れてみてください。
では、頑張ってくださいね(^^)/ （→Ｋさんからのご質問への回答メールより）
【↑の回答へのＫさんからのお返事】
お〜〜 まだまだ深みがありますね。
詳しく教えて頂きありがとうございました。
なんとなく、愛？みたいなのに辿り着くみたいな感覚があったと思います。
何度もやって、いつか深いところまでいけたらいいなと思います。
前よりもモヤモヤとかざわつきとかの気持ちとか意識に気づくようになり、
「ほんと色々考えてるな〜、しかもネガティブ多い（笑）」と感じてます。
その感情にどっぷり浸かると、まだまだ終わりまではないと思いますが、そのあと心が軽くなってるような気がします。
またやってみます。
ありがとうございました。
