「好き」の理由は。
ヒーリングやスピリチュアルを学ぶときに、「~のため」とか「~が出来るようになりたい」とか、具体的理由をみんなあげるんだけど、
本当は、
「なんでかうまく言えないけどやりたい」が本音だと思います。
それが本当にやりたいことであるなら、「具体的現実的メリットや理由」なんて、ないんですよ。
ないって言うか、
実際はあるけど、
それは言葉じゃ言えないもの。
誰かを「好き」とか、「この人と結婚したい」ってとき、それは具体的理由だけでそうしたいわけじゃないでしょ?
メリットみたいなものしか浮かばない、それがその人を選んだ理由だというなら、それは愛じゃない。
例えば、
理由をあげていくと、
説明しようとすると、
「そうなんだけど」
「それもあるんだけど」な感じ。
本当の本当は、
「この人だから」
が理由なんですよね。
友達も、
恋人も、
結婚相手も、
なぜその人なのか、
なぜその人と付き合っているのか、一緒にいるのか、
そこに具体的理由なんてないはずです。
ただ、
「一緒にいると楽しい」
「一緒にいると安心する」
「なんかホッとする」
「なんか好き」
みたいなことだと思うんです。
ペットもそうですよね。
「この子だから」可愛い。
私たちは、5%の顕在意識が具体的理由を並べるけれど、
同時に、95%の潜在意識が感じていること、知っている(気づいている)ことがあって、本当はそれで様々なことを選んでいます。
つまり、どんな時も「本当の理由」って、
「なんか」好き
「なんか」欲しい
「なんか」やりたい
なんですよ。
「なんか」は、言葉ではうまく説明できません。
色が、言葉だけで伝えられないのと同じ。
だから、
何かをやりたいとか、
好きとか、
欲しいとか、
そういうのって、具体的に理由なんて言えないし、言葉で何とか表現したとしてもたぶんどこかずれてて、ど真ん中じゃない感じになります。
何かを「好き」って、理由じゃないんです。
ヒーリングやスピリチュアルもそうで、これってただの「手段」。
頑張るものでも、何かに役立てるために学ぶのでもありません。
やってて楽しい、ワクワクする、だからやる。
これを使って自分が変わる体験が楽しいからやる。
それだけなんです。
変わる手段も、幸せになる方法も、世にいくらでもあります。
どの手段を選ぶのか、
どの体験がしたいのか、
どれが楽しくてワクワクするのか、だけ。
ヒーリングに意味なんて、実はないんです。
他のものも、旅行も、買い物も、世にあるいろんな習い事も、そう。
それが楽しいから、
やっててワクワクするから、
その喜びを味わいたいから、
それがやりたいし、
やるんです。
「やりたいこと」「欲しいもの」に理由なんかない。
いや、あるけどそれは、具体的に言葉で説明できることじゃない。
好きなこと、
「ハマれること」って、
他人から見たらすっごく頑張ってる、努力してるように見えるけれど、
自分的には楽しいからやってて、
我慢したり辛抱して頑張ってるつもりはなくて、
途中では苦労したりきついことがあっても、それを克服した先に出来るようになることが楽しい、その体験が欲しい、味わいたいからやってる、ってこと。
そこでしか、
そこへ至る道のりでしか味わえないワクワク、トキメキ、
その体験がしたいから、やってる、のだと思います。
人によってその種類は違って、
でも、目先の「やりたい」「やってみたい」、その小さなワクワクやトキメキ、その先にもっと大きな喜びや充実感、満足感があって、
「今ここ」の小さな「ときめき」に従う行動を積み重ねていくことは、自分を知っていく道のりで、自分の世界の開拓でもあります。
「ああ、私はこれが好きなんだ」とか
「これがやりたいんだ」と気付いていくことは、自分自身の真理を見つけること。
一番奥にあった、自分の「宝物」に到達していく楽しさ。
それを見つけるには、
いま目の前の「やりたい」「欲しい」を、ひとつひとつ叶えてあげることなんです。
私はそれがスピリチュアルやヒーリングで、その世界で、だからやってきたし、今もやっています。
これが一番面白くて、ワクワクして、飽きなくて、楽しいから。
役立つからとか、最先端だからとか、いろいろ理由は言えるけれど、本当の、核のところは「だから」じゃないです。
すごくすごく単純なんです。
「楽しいから」
「面白いから」
「ワクワクするから」
その世界が、考え方、価値観、それが一番「好きだから」やってるだけ。
「ここのこれ、この味がメチャ好きなんだよね~」と同じかも(笑)
私のセッションもセミナーも、私の「これ美味しいんだよ~」という食べ物を勧めてるみたいなもんで、私の中での「選りすぐりトップ5」とかみたいなもんで、
でもだからってそれを食べた人が
「ほんとだ!美味しい!」って思うのか、
「まあ美味しいけど私はそれほどでも」とか、
「うーん、好きじゃない」と思うのかは、人それぞれってことです。
肉が好きだ
これとかは「作り方」とかそのコツを教えてるやつね。
(作り方、っていうか、お勧めマンガとか小説とかアニメとかドラマかな。
押しジャンルとか。
同じようにハマってもらえたら、その後いつでもオタク話ができる、その仲間が出来るから、
「どこがどのように面白くて、どう楽しめばいいか」を伝えてる、みたいな(#^.^#))
→「悩み」からも「自分探し」からも「ヒーリングジプシー」からも卒業したい