現在、私のところには兄弟で

 

レッスンに通ってくれている

 

2組のご家庭があります。

 

 

上のお子さんがヴァイオリンをやり始めると

 

下のお子さんもやってみたい!と言い出します。

 

親御さんもご家庭に分数楽器があれば

 

一緒に通う、ごく自然な流れではあります。

 

 

  弟・妹は得をする

 

 

でも、これはあくまで私の意見ですが・・・

 

兄弟で同じ楽器を習うよりは

 

違う楽器がいいと思っています。

 

 

同じ教師で同じ楽器の場合、

 

同じカリキュラムで同じ教本を使うことになり

 

兄・姉を見ている弟・妹は

 

何をやるのか全部見て聞いて覚えてしまい

 

兄・姉よりも進度が速くなるのです。

 

 

 

日常の生活でも、弟・妹は兄・姉をよく見ており

 

空気を読んで、上手に立ち振る舞います。

 

 

年齢が離れている場合は

 

弟・妹に追いつかれる心配はないかもしれませんが・・・

 

年齢差が3歳以内だと

 

追いつき、追い越されるケースがありました。

 

 

 

  不器用な兄・姉と器用な弟・妹

 

 

そうなると、兄・姉はやる気が削がれて

 

ヴァイオリンを辞めてしまいます。

 

幸い、あまり気にしておらず続ける子もおりますが。

 

 

親御さんから相談されたときには、

 

「できれば兄弟は違う楽器がいいです。

 

下のお子さんは要領がいいです。

 

大抵は上のお子さんは不器用なので

 

守ってあげて欲しいと思います。」

 

と話しています。

 

 

教師の立場からは、

 

妹・弟を指導するはとても楽です。

 

 

でも、兄・姉の子供さんたちの

 

やる気が削がれていく姿を見たことあるので

 

できれば違う楽器を・・・と思うのです。

 

 

今、私のところには

 

これから妹・弟が始めそうなのが2組います。

 

心配しすぎなのは良くありませんけれど、

 

どうなるかなあと見守っています。 

 

 

私のこの意見、どう思われますか?

 

 

  第11期ヴァイオリン指導法講座

 

 

ヴァイオリン指導法講座では

 

「いまさら聞けないヴァイオリンの常識(音楽之友社)」

 

「ソレラミのうた(音楽之友社)」の2冊を教科書にし

 

上級までのカリキュラムに取り組みます。

 

 

次期開講は9月です❗️

 

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