今日は音楽之友社へ行ってきました。
次の企画についての打ち合わせと、
今回イラストをお願いする
イラストレーターさんとの顔合わせです。
次の企画は、
『読譜力と和声感が身につく スケールワーク』
長調・短調の上下巻を予定しています。
実はこの「スケールワーク」、
私が長年ずっと取り組んできたものです!
日々レッスンをしていて、
ずっと感じてきたことがあります。
それは、
子どもたちに読譜力を身につけてもらうことの難しさ。
私の教室に通う生徒のほとんどは、
音楽家を目指しているわけではありません。
学校へ行き、勉強や習い事をし、
その中でヴァイオリンを習っています。
当然ながら、
生徒全員が毎日きちんと
練習に取り組むわけでもありません。
一方、限られたレッスン時間の中では、
弓の持ち方、楽器の構え方、音程、ボウイング、奏法……
どうしても「ヴァイオリンをどう弾くか」
という指導に多くの時間を使います。
そのため、
楽譜に書かれた音と、
ヴァイオリンの指板上の音を結びつける力
を育てるところまで、
なかなか手が回りません。
「何年もヴァイオリンを習っているのに、自分ではなかなか楽譜が読めない」
そんなことも起こります。
これは、長年指導をしてきた中で、
私自身がずっと感じてきた課題でした。
どうすれば、
レッスンの中で読譜力を育てられるのか
その課題を何とかしたくて、
試行錯誤しながら作ってきたのが
「スケールワーク」です。
音階をただ弾くだけではなく、
・音の並びを理解する
・楽譜と指板を結びつける
・調性を感じる
・和声の流れを感じる
そうした力を、レッスンや、
日々の基礎練習の中で少しずつ身につけていく。
長年レッスンの現場で試し、
修正を重ねてきたものを、一つの形にしたのが、
『読譜力と和声感が身につく スケールワーク』です。
ようやく、本づくりが始まります
出版社に企画を持ち込んだからといって、
すぐに本になるわけではありません。
企画が検討され、採用され、
実際に制作へ進んでいくまでには時間がかかります。
今回の企画も、
ここまで来るまでに時間がかかりました。
そして今日、編集者さん、
イラストレーターさんと顔を合わせ!
いよいよ実質的な本づくりがスタートします!
これから内容をさらに精査し、
紙面としてわかりやすく整え、
イラストレーターさんの力もお借りしながら、
一冊の本へと仕上げていきます。
ヴァイオリン指導者として30年以上、
レッスンの現場で考え続けてきたことが、
これからどんな本になっていくのか。
私自身、とても楽しみにしています。
制作の様子も、
これから少しずつお伝えしていきますね。



