レッスンでフォームチェックに鏡を使う必要はありません。

 

 

特に初心者が自分の姿を映そうとすると、その時点で構えが歪んでしまうからです。

また、子供の場合は自分の顔ばかり見て、フォームチェックになりません。

 

フォームチェックをするのならビデオ撮影をしましょう。

 

 

  鏡を使うデメリット

 

・弓の軌道を見ようとするために顔が傾くため構えが崩れる

・手の形やヴァイオリンの角度など、局所的に見てしまうため、全体のバランスが崩れる

・見た目にこだわると自身の音が聞こえなくなる

 

 

ヴァイオリンは身体感覚が重要な楽器です。

鏡でフォームチェックすると、見た目ばかり気にしてしまい、肝心の自身が出している音は聞こえなくなります。

奏でている音が自分が望んでいる音かどうか。

ここが一番重要です。

 

見た目を整えることは大事ですが、こだわり過ぎると音が聞こえなくなります

 

基礎基礎と基礎にうるさい私ですが

最終的に目指しているのは

本人が良い音で心地よく演奏することです。

 

先日の大人のレッスンのこと。

 

この方は見た目の形にこだわる。

 

いつも左手指を見ながら弾いているため

一見、左手の形は綺麗ですが

とても力が入っています。

 

 

左手の脱力のために、

 

指先の脱力と力加減

 

 

 

 

不要な指を押さえない、

 

音階の基本的な運指

 

 

これらを数回のレッスンに分けてじっくりとやりました。

 

少しづつ積み重ねて、

これらのメリットデメリットを実体験してもらい

なぜこの練習が必要なのかを

半ば説得しながらやってもらいました。

 

時間がかかりますが、

納得できないと改善できないからです。

 

 

  身体感覚が大事

 

 

ようやく昨日、カイザーの2重奏をやって、

手先のテクニックから離れて

音の響きを体感するところまで来ました。

 

一緒に弾いた感想を聞くと、

「響きが合った」との感想を引き出せました。

 

見た目の形にこだわってしまう人は、

本質的なところが見えなくなります。

 

自分の音を聞いて判断するのではなく

目で見えるところばかり気にしてしまうのです。

 

形を整えるも大事ですが、

見た目だけではなく、本質的なこと・・・

音を出すためにヴァイオリンを弾いているのです。

全てのテクニックは楽器で音楽を表現するためにあります。

 

 

目で見えることに惑わされないように!

 

蛇足ですが、私のレッスンでは鏡でフォームチェックはやりません。

感覚が大事ですからね。

 

 

 

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