ひとつ前の記事は
断薬して
離脱症状がツラい時の
弱さと
迷いを強調した
主人公の気持ちを書きました。
私の経験ではあるけど
私そのものの気持ちの告白ってわけではないです。
主人公は自分の身体の異変が
心ではなく他に原因があるかもしれないというサインを
一生懸命に自分の身体から探ろうとしています。
私なら
そう、そう！
薬の副作用で
脳とか
神経とか
身体の機能がおかしくなってるんだよ
気づいて！
と思いながら記事を読むと思います。
でも、おそらく
離脱症状を経験したことのない人は
ただの甘えた文章にしか見えていないと思います。
批判はしてないです。
理解力がないとも思ってないです。
想像力がないとも思ってないです。
それが現実だから、です。
しょうがないとも思ってないです。
みたらし団子を食べた事がない外国人に
言葉で味を説明しても分かってもらえないのと一緒です。
わかってもらえないけど
身近で大切な人には
頑張って何回も説明すれば
何かは伝わります。
だから、それで良しです。
あとの人には
言ったり言わなかったり
お好きなように、です。
自分がツラいのに
理解されなかったり
心配してもらえないと
怒りポイントが貯まって
憎悪に変わります。
それは離脱症状とは関係ない憎悪感情です。
でも離脱症状の不安ポイントは
その憎悪ポイントに加算されるので
けっこう大変です。
怒りは個人に向きやすいですが
憎悪はどいつもこいつも目障りに感じます。
社会が憎いってやつです。
こうなると本当に良くないです。トラブルが多くなります。
なので、仕組みを理解して早めに対処して
断薬を乗りきっていくしかないです。
まあたぶん
不満も言わず仕事なり
家庭のことを頑張ってる人は
｢自分がツラいのに
理解されなかったり
心配してもらえないと
怒りポイントが貯まって｣
この部分に
甘えてんじゃねーよ、と
条件反射で反応するので
まあ、そういう意見は無視でいきましょう。
無視の技術ポイントが貯まると
結果的に
自分の被害者意識ポイントが減っていきます。
そうすると居心地の悪い社会に執着していたポイントも減っていきます。
少しずつ生きやすさを確保していくと
たまに
離脱症状が軽い日に
あ、昔の普通の自分だ…！
って気づく時があります。
その時に
ああ、やっぱり自分が
おかしくなったのは
副作用のせいなんだ
って確信ポイントが貯まって
闘う気力ポイントも貯まります。
そうやって身近なイベント
いまならクリスマスに
そんな気分じゃないわ
とボヤきながらも
クリスマスを越し
クリスマスの次は
大晦日、正月を越えていくしかないです。
越えていくことは
回復していくことだけど
そう思えない日もあるから
まあ、どっちでも良しです。
そう思えないなら
そう思えないです。
これは良いとか
悪いではないです。
そう思えないんだから
そう思えない、なんです。