映画『KCIA 南山の部長たち』 | さよならことば。映画と本とドラマ。

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映画ならなんでも。オールジャンル楽しんでます。マニアックめが多め。あとは、本もたまに紹介。ドラマもたまーに。
ちなみに音楽は、紹介はしませんが、パンク、ハードコアはじめ、なんでも好き。


今年、
148本目。

韓国映画。

監督、
ウ・ミンホ。

1979年、
大統領が暗殺されるまでの、
40日間を描いた本作。

もっと小難しいかなと思いきや、
大統領の部下である、
イ・ビョンホンの苦悩にしぼりこみ、
非常にひきつけられる、
すばらしいサスペンス映画でした。


とっても、
丁寧につくりこまれていて、
リアルな感じがたまらないです。

また、
重厚な音楽もあいまって、
緊張感が半端ないです。

個人的に好きなのは、
イ・ビョンホンが、
足を滑らせるシーン。
ああいうリアルさが、
すてきすぎます。


ラストの、
暗殺シーンは、
本当に圧巻で、
しっかり描ききられています。

もう、
イ・ビョンホンが、
すばらしい熱演で、
表情がまずすごいし、
あの汗をかく感じや、
体の動きがうますぎるなと。

渾身の演技といった感じです。

大統領の、
憎たらしさと、
手のひら返しな感じもよかったです。

非常に魅力的な一本でした。