映画『ナンシー』 | さよならことば。映画と本とドラマ。
今年、
149本目。
すごく地味めな作品ではあるけど、
ある意味挑戦的な作品です。
孤独な女性が、
あるニュースをみて、
ある行動をひらめくといいた話。
パッケージからして、
ホラーや、
ミステリーにみえますが、
そうじゃないところが、
この作品の魅力。
ひょっとしたら、
肩透かし感をもつ人もいるかもですが、
自分はすごく不思議な感覚というか、
地味な着地点ではあるけど、
非常にぐっときました。
また、
スティーブ・ブシェミがでていて、
びっくりしました。
おひさしぶりでした。
役者一人一人の演技も、
非常によくて、
この人間ドラマを、
盛り上げます。
ミステリー仕立ての構成で、
孤独な人間をあぶりだしていく感じは、
なかなかよかったです。
ラストの余韻が、
たまらないです。
ある意味、
非常に文学的。