映画『ボーダーライン』 | さよならことば。映画と本とドラマ。

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映画ならなんでも。オールジャンル楽しんでます。マニアックめが多め。あとは、本もたまに紹介。ドラマもたまーに。
ちなみに音楽は、紹介はしませんが、パンク、ハードコアはじめ、なんでも好き。



今年、
74本目。

メキシコの麻薬カルテルがらみの、
すさまじくハードな作品。

冒頭の、
尋常じゃないシーンから、
つかみはバッチリ。
この作品はただものではない感が、
でまくっていました。



エミリー・ブラント演じる、
女性捜査官を軸に話が進むかにみえて、
実は全然違って、
もやもや感をのこしたまま、
ひたすら奥へ奥へ突き進む感じ。



途中の渋滞シーンの、
緊迫感は半端なく、
すばらしいなあと。

また、
ラストの暗闇もよい。

それらを盛り上げる、
不穏な音楽もばっちりです。 



で、
ベニチオ・デル・トロが、
やっていることがよいかどうかは別ですが、
あまりにかっこよすぎます。

ラストの食卓のシーンも、
いろいろ考えさせられます。

また、
さまざまな関係無さそうなシーンが、
つながる感じが、
とてもエモーショナルです。
切なすぎます。



続編が、
非常にたのしみです。

続けて観ます。