本屋でみかけて、
なにげなく購入しましたが、
これがまたすばらしすぎて、
びっくりしました。
耳がきこえず、
非力な主人公は、
王の息子で、
いつもへらへらと笑っていて、
まわりからバカにされている。
そんな主人公が、
カゲという生き物と出会うところから、
物語が始まります。
とにかく、
でてくる人物それぞれに、
ストーリーがあり、
どんな人物にも、
弱さや優しさがあり、
それが胸にせまってきます。
絵本的な、
ストレートなわかりやすさと、
まっすぐな気持ちの表現が、
すばらしすぎます。
個性的な絵も、
大きな魅力だし。
カゲのやさしさに、
ごんぎつねを連想したり。
とにかく泣けます。
続きがたのしみです。