今年、
18本目。
これはかなり上質なサスペンス。
何も知らず見たので、
序盤から少したった後の、
衝撃的な展開にびっくり。
そして、
そこからは、
一つのシュチュエーションにこだわることなく、
ぐるぐると話は展開し、
最後の最後まで何が起こるかわからない。
普通なら、
B級映画として片付けられそうな題材を、
すぐれた映像と脚本で、
唯一無二の作品にしています。
主人公は、
レズビアンの夫婦。
休暇に二人で別荘へ。
楽しそうな旅行が、
突如、地獄のような世界に、
豹変していきます。
最初のトリッキーな長回しもそうですが、
映像が美しすぎる。
そして、
リアルとリアルでないものを、
同時に表出させていく感じもすばらしい。
何より、
主演二人の演技がすごい。
特に、
パ短髪の女性の演技は、
すばらしすぎます。
血まみれで、
体をボロボロにしながらも、
気持ちを大事に動いていく様子もよい。
ラストもすばらしいし。
かなりの掘り出し物でした。