こんばんは！サヨナラヒットです。
７月２３日（日）に県営大宮公園球場で観戦した第105回高校野球選手権埼玉県大会５回戦、立教新座✕浦和学院の観戦記です。
立教新座は今大会Dシード。このベスト８進出は春の大会と同じところまで来ました。初戦は所沢商を７－３で退けると、３、4回戦はコールドで勝利。順当な勝ち上がりでＡシード浦和学院に挑みます。
浦和学院はＡシード。去年の夏から３期連続で準優勝。成績は立派ですが浦和学院にとっては当然満足のいく結果ではないですね。この大会に王者に返り咲きたいところです。浦和学院はここまでの３試合は全てコールド勝ち。万全の態勢で立教新座を迎え撃ちます。
力の差では浦和学院優位ですが、立教新座としては接戦に持ち込んで終盤勝負の試合にしたいところですね。
それでは観戦記です。
◎７月２３日（日） 県営大宮公園球場 第３試合
バッテリー
浦）伊藤、細澤、田中、月野－篠塚
立）並木、野川－長谷川
二塁打）月山（浦）、喜屋武（浦）
初回から得点を重ねた浦和学院が常に試合の主導権を握って10－2で快勝。ベスト８へ進出しました。
立教新座は８失策。試合を通して得点差ほど一方的な展開には感じなかっただけにエラーは残念でした。守りの時間が長く終始試合のペースは浦和学院と言った試合でしたね。浦和学院も攻撃では拙攻が多かっただけに、この先準々決勝以降の試合が心配な試合内容でした。
◎先発投手
立教新座の先発は並木。左投手で純粋なオーバースローの投手です。変則的な投球フォームからドスッと来るようなストレートはなかなか球筋が捉えられない印象です。見方エラーにも負けじと奮投。毎回走者を背負いながら７回途中まで6失点は踏ん張ったほうかもしれません。
浦和学院の先発はエースナンバーの伊藤。この日はたった１回で降板。現状での情報ではケガということですが、この日の登板が最後だったと思います。ほぼ緩い変化球のみの内容でした。甲子園メンバーでは背番号１９で登録されたましたね。故障だとしたら早い回復を願ってます。
◎試合経過です。
初回に両チーム1点ずつを取り接戦の展開かと思いましたが、２回表浦和学院は死球とヒットで１死１、３塁と勝ち越しのチャンスを迎えます。
ここで立教新座バッテリーに初回に続き２度目のバッテリエラーが出て２－１と浦和学院が勝ち越します。
さらに浦和学院はこの回９番・石田にタイムリーが出て３－１と点差を広げます。
３回に１点差に迫られた浦和学院でしが、４回表には立教新座内野陣２つのエラーをきっかけに２番・月山のタイムリーで１点を加え４－２。再度２点差に広げます。
この辺りは流れの中でエラーからの失点はもったいなかったですね。
浦和学院はその後も相手のエラーに乗じ着々と加点しこの試合10得点を挙げます。
試合は１０－２で浦和学院が快勝。準々決勝進出です。浦和学院は先発・伊藤の降板は緊急な感じしますが、２回から細澤、田中、月野と繋いで１０－２で快勝です。
浦和学院はこの試合それでもミスから失点が２度。走者が出た割には決定打もなく、点差では快勝もこの先の戦い大丈夫かなと思いました。しかし、結局は優勝でしたね。しかもダントツの優勝でした。
立教新座は８失策にバッテリ－エラーで２失点。これでは勝利は遠いですが、それでも点差ほどの一方的な感じなかったので、中盤以降打線が奮起したかったですね。レギュラーメンバーに２年生が多くいるので、今日の試合が新チームへの糧になるのではと思います。