私の作業場
マーケタリーアートの教室がお休みになったため、作品2点が放置された状態。
竹久夢二さんの大正ロマンと私の愛車AZ-1
師匠のアドバイスを受けずに
一人でやって失敗したらどうしようという「恐怖心」でなかなか着手できなかった工芸
でも、練習用としてひとつ作品を作ってみたら、
けっこう上手にできました。
この勢いでチャレンジ
練習用で作った作品はこちら
できているのは髪の毛と髪飾りだけ・・・
それでは、ここから竹久夢二の大正ロマン時代に没頭いたします。
エイや!と取り掛かったのは「顔」と「手」
これは、後で作ったら絶対隙間ができるし、一番失敗したくないパーツだからです。
しっかり貼り付けないといけないので、1日押木で寝かします。
次に、着物に取り掛かります
着物の柄が細かすぎ~
でも、ゆっくり、丁寧に、ひとつひとつコツコツ作って行きます。
カッターで切るときは一気に切ります。
指の間に影が入ったのわかります❓
着物ができたので、前髪も作ってあげました。
では、次は、背景の梅の木を作ります。
梅の木や枝ができたところで、次は梅の花なんですが、
この花びらの色しだいで、作品の雰囲気は一気に変わります。
花びらに何の木の皮を使うのかかなり迷いました。
結果、白い木の皮を使って焼きを入れることにしたのですが、
焼き方もいろいろ試してみました
師匠のところで作ったら、こういう時にテクニックを教えてくれるのですが、今回は自分で考えなければ先に進みません。
とにかく、試作品を作ってはダメ
作ってはダメのダメ出しばかり。
花びらもこの倍の数は灰になってしまいました・・・
ターボライターで焼いてるので、タイミングを逃すと燃えてしまいます。
でも、慣れてくると、額も焼き入れできるようになりました。
いよいよ、顔に取り掛かり
顔のパーツが一番緊張するところですが、
💋くちびるが上手く作れたので、いっきに作ってしまいました。
ちょっと、太目に切ったので、瞳が乙女チックになってしまいました
でも、ペーパーをかけると表情が変わるので、顔のお直しは最後です。
さて、1日寝かして、乾燥させたら
80番のペーパーでボンドをこすり落とします。
次に、120番
240番
400番と続きます。
結構削れたし、表面もツルツルすべすべしています。
今回も蜜蝋ワックス~
さあ~ いくよ![!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/092.png)
シャー
えええええ~
なんか、顔と手がシミのようなぶつぶつが・・・
まだ、ペーパーが足りないようなので、もう一度120番で粗削りして、400番で整えました。
仕上げに1000番を使いましたが、これを使うと他の木の色が着色したり、細かい線が入ってしまうので、400番で仕上げるのがベストでした。
おお~今回は、肌のしろっぽさが際立っています。
でも、ペーパーをかけすぎて、まつ毛がほとんど抜けてしまいました
まつ毛がぬけたことで、こっちの瞳の三白眼が際立ってしまったので、これからやり直しに入ります。
黒目は3回ほどやり直して、やっと納得のいった表情になりました。
乾燥させて、目のあたりの凸凹やザラザラがなくなるまで、もう一度ペーパーをかけます。
うす~~~~く、蜜蝋を塗り込んで、ほお紅をさしてあげました。
あら~めっちゃべっぴんさんになりました
完成
制作日数12日間
今日は、皆既月食のスーパー フラワー ブラッド ムーンだそうです。