ひとまわり大きくなったぞ~
神威岬から見る積丹ブルー
次は、神威岬より15キロ先にある島武意岬に行って、
北海道ソロツーリングの締めくくりは夕陽を見て帰ることにします。
ひたすら海岸線を走ります。
ちょっと気付いたのですが、そういえば、昨日からガソリンを給油していません。
前回給油してから、200キロ以上走行しているので、そろそろどこかで入れないといけないのですが・・・
海岸線にあるガソリンスタンドは軒並み休みです
と、行ってる間に島武意に到着しました。
このトンネルを抜けると渚百選に選ばれた海が見えます。
きっと夕陽がきれいでしょうね~
トンネルを抜けると・・・
う~ん
びみょう~
左側に大きな絶壁があるので、夕陽が隠れてしまいます。
と、いうことで灯台まで歩いていくことにしました。
ん???
ここは灯台じゃないぞ・・・
どうも道を間違えて、踏み込んではいけない場所に来たようです。
後ろの茂みから、常にザワザワと何かが移動する音がして少し怖いです~
ここでひとりは寂しいので、もう一度来た道を戻ります。
あった!あれが灯台
今は、18時過ぎ。
日の入り19時20分まであと1時間あります。
ここは、写真スポットらしく、カメラを抱えた人が数人やってきました。
人がいると、ホッとします。
では、夕陽が沈むさまをご覧ください。
何の加工をしなくても美しいです。
太陽がグラデーションになっていますが、肉眼でもわかります。
必殺仕事人のエンディング曲が流れそうです。
全国的に雨の中、北海道だけこんなに天気に恵まれて、最後の夢が叶うなんて奇跡としか言いようがありません。
あ~沈んでしまった・・・
あとは、60キロの距離を走って小樽フェリー乗り場に向かいます。
風が冷たいのでダウンを着ました。
ここで、不安になったことは、ガソリンが持つかです
予備タンクになっていないので、行けるとは思いますが、舞鶴についてからも150キロかけて大阪に帰らないといけません。燃料を入れておきたいのです。
もし、ガス欠になったら・・・
バイク保険のロードサービスは使えるとは思えません
しかも、2時間ぐらいの猶予しかありません。場合によってはフェリーに乗れない可能性があります。
あー、なのに帰りはどんどん山の中に入っていきます。
外灯もなく車は1台も通っていません。
道があっているのかどうかもわかららなくなってきました。とにかく不安なまま走っています。
寒い!暗い!怖い!
メットの中の表情はこんな感じです→
1時間ぐらい山の中を走っていると、街の明かりが見えてきました。
あ~あれに見えるはガソリンスタンド
これで、助かった~
と、喜んだのもつかの間
レジ清算のため、15分以上待ちです。
焦っていると、スタンドのお兄さんが、この3キロ先に「オカモトGS」があるのでそちらは開いてると教えてくれました。
これで、大阪に帰れる~
オカモトGSでガソリンを給油したら、途端にお腹が減ってきました。
そういえば、この日は旅物語で朝食を摂った後、何も食べていないことに気が付きました。
時計を見ると、21時前、うに丼は時間的にあきらめるしかなさそうです。
しばらく走行すると、小樽の町が見えてきました。
ここに到着したのが5日前とは思えないぐらい、初日の出来事が遠い昔のように感じます。
とりあえず、フェリーの乗船手続きを済ませて、近くの「はま寿司」で150円のうに巻きを食べました。気が付けば、14皿+シジミ汁まで食べていました。
えっ? うに巻きの味ですか?
もちろん、チェーン店の味です。
23時 フェリー乗り場に戻り、ドラッグスターと共に乗船しました。
小樽港から出航する時間が近づいてきました。
ありがとう~北海道
出会ってくださったみなさま、いつかまたお会いしましょう~
そして、最後に、バイクのメンテナンスをしてくれたワークススポーツと
このツーリングを企画してくれた彩ちゃんに心より感謝しています