こんにちは
ファイナンシャル・プランナー
終活アドバイザー
温泉ソムリエの鹿野佐代子です。
さきほど、今年86歳になる父とテレビを一緒に見ていたら
「俺になんかあったら葬儀はせんでもいいから」と突然私に言ってきました!
と、やさしく伝えると
父は「そうか」ってそっけない返事でしたが、ちょっと嬉しそうでした。
そして、この会話をきっかけに、普段気になっていた父に関する情報…
(借金はないか?とか、通帳はどこの銀行と契約しているか?とか、連帯保証人になっていなとか等々)を聞き出すこともできました(笑)
最後に「俺があと準備しておくことはないか?」と父に聞かれたので、
「市役所に行くついでがあったら、出生までさかのぼった戸籍謄本を取っておいて」と伝えておきました。
それは、相続が起こったとき、相続人を確定するために、亡くなった人の出生時から死亡時までの戸籍謄本が必要になるからです。
しかも、子である私は父の出生地をよく知らないのであります
戸籍謄本は本籍地の市区町村役場の窓口で請求できますが、父が生きている間に取り寄せてもらった方が、手続きがスムーズですし、先に取り寄せてもらった方が、本来の目的である他に相続人がいないか確認できます。
さすがに、親に「認知した子どもとかいてないよね?」という質問はしにくいので・・・
10分ぐらいの会話でしたが、今の親の思いを聞き取りできて良かったです
私は終活アドバイザーと言うこともあって、エンディングノートの活用を勧めています。
私が突然いなくなったとしても、家族が困らないように必要なことはノートに書いています。
親にも1冊ずつ渡しましたが、「書いといて」って言っても書いてくれないものなんですよね。
なので、聞き取るチャンスがあるときに、必要なことだけ聞いて私が書くようにしています。
たった10分の会話でしたが、安心感に包まれた1日でした。
ありがとう。お父ちゃん
(面と向かっては伝えないシャイな娘ということで)(笑)