こんにちは。
ファイナンシャル・プランナー
終活アドバイザー
温泉ソムリエの鹿野です。
台風21号が直撃して、本当に人間の弱さを思い知らされました。
昨日の午前中は、穏やかだったので、ニュースであおられるほど「たいしたことないやろ~」となめていましたが、甘かったです。恐ろしいほどその破壊力を見せつけられました。
ほんとにめっちゃ怖かったです
まず、関西が暴風域に入った瞬間、トタンが何かにぶつかりながら飛んでくる音に恐怖を感じ、窓を開けると、目の前を大きなトタンが何枚も飛んできます。そして、電線が右へ左へと大きく揺れていつ倒れてもおかしくない状態です。
神社の大木も大きく我が家に向かって揺れていて、折れた枝が飛んでくる可能性があったので、急いで雨戸を閉めました。
家の中で恐怖におののいていると、屋根のあちこちが
メキッ!
メキッ!
メキッ!
と、今まで聞いたことのないような唸りやきしみ音をあげています。
ヒエ~
怖い~~~~~
そして、家が揺れるほどの暴風がビュワーと吹いた瞬間、ドーンと家が振動を起こし何かが落ちてきたことはわかりました。
何が起こっているのか確認しようにも雨戸を開けた瞬間!
家の中に暴風が入り込み、机の上に置いていた、郵便物や書類が部屋中を舞ったので、すぐに窓を閉めました。
危険!危険!
それから2時間後、風がおさまり、ベランダに出てみると、なんと、我が家のアンテナが屋根の上に落ちているではありませんか!
なんと、ワイヤー1本がアンテナのライフラインとなり屋根に止まっている状態なのです。
そのワイヤーが切れたら2階からアンテナは落下します。
とにかく、アンテナを手繰り寄せベランダに固定するしかありません。
それから、また、爆風が吹き荒れ、アンテナと我が家の屋根を心配しながら恐怖の4時間を過ごしました。
夕方になり、風も弱まったので外に出てみると、町は真っ暗です。コンビニの電気も消えています。
我が家は停電が免れたものの、地域のほとんどが停電しているようです。
妹の家も停電したので、家族と犬を引き連れて非難しに来ました。
(スマホ充電が切れそうなので充電が目的のようでした・・・)
とにかく、犬は吠える、猫は逃げる、姪っ子のテンションは上がるで、台風の後も騒がしい夜となりました。
一晩開けて、朝からほうきを持って地域の掃除に出かけました。
とにかくいろんなものが道路に散乱しています。
スエード瓦がところどころに落ちているので、昨日のアンテナが飛んだ時にはがれた可能性もあります。そんなところに、さっそく、昨日のうちに電話しておいたので、ご近所の工務店さんが来てくださいました。
アンテナを屋根から降ろし、この辺一帯の屋根の様子も確認して、補修もしてくださいました。
そして、道路一面に落ちた葉っぱを掃除していると、「うちの家の前までありがとう」と言って、様子を見に来た空き家の管理人さんがペットボトルのお茶を差し入れてくださいました。
ほんとに、日頃のご近所づきあいって大切やな~って思いました。
台風は二度とごめんですが、備忘録として、今回やっておいてよかったことをアップしておきます。
雨戸を閉める (ガラスの割れや網戸が飛んでいくことを防ぐ)
からのペットボトルに水を入れておく (断水対策)
水筒に熱湯を入れておく (いざとなればカップラーメンでしのげる)
米を炊けるだけ炊いておく (妹の家族が避難しに来たので結果助かる)
ラップをお皿代わりに使う (友人が教えてくれました)
モバイルを充電しておく
お風呂に湯を貯めておく
そして、建物の倒壊の対処で、すぐしてよかったことは次の2点です。
アンテナが落ちた瞬間、損害保険会社に電話
工務店さんに電話
うちの火災保険は、今回の破損の対象外でしたが、それがわかっただけでもよかったです。
もうすぐ保険が切れる時期なので、次に同じことが起こった場合、役立つプランを検討しやすくなります。その前に、こんな台風の中でも、出社されていたことに頭が下がります。
そして、地域の工務店さんとつながっていたことも助けられました。
電話だけでも先にしておくことで、とりあえず今できる対策を教えてくれますし、近くなので、その日のうちに様子を見に来てくださいました。作業をされている間も、ひっきりなしに修理の依頼が入っていたので、電話が遅れると順番が後の方になってしまう可能性があります。
今回、地域が停電したことで、冷凍食品の買い置きよりも缶詰が無難ということがわかりました。
停電したご家庭の中には、
どうせ痛むなら・・・と、"ローソクの明かりで今夜はステーキを(自然解凍して)食べました"と優雅に過ごされているSNSの書き込みもありました。
そうそう、うちの父は、暴風のなか、飛んできたトタンを集めてロープでくくっています。
「危ないから家から出ないで!!」というと、「うるさい!」と言われました・・・
年寄りはいうことを聞きません・・・
台風の過ごし方もいろいろです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました