先日、実家の母に遅ればせながらの母の日のプレゼントを持っていき
そのついでに納品もしてきました。
母の店は和の風情なので
和テイストで作って持っていこうとなりまして
高級な大島紬で作ったオーバーシャツも持参。
母は一着一着を広げて、パッチワークのお洋服が出てくると
「これ素敵だね~♪」と目を細めてくれたのですが、
この大島のシャツを手にして、
「大島紬は確かに高級品だけど、
こんなもんはお金出せばどこにでも売ってっぺよ。
全然面白くない」
と・・・(T_T;)
こんなもん呼ばわりされた次第です^^;
「SAYOCAFEはパッチワークの配色のセンスがいいって
うちのお客さんはみんな口を揃えて言ってるよ。
だけど、こんなもんは全然面白くない」
と、またも「こんなもん」呼ばわり。。。(>_<;)
わたしもユウヤもチーーーン・・・。
せっかく母のお店に合うテイストでと思って作ったのに、、、
そう思いましたが、
確かにね、作ってたわたしたちも楽しかったかと聞かれたら
それはなかった。
頭を悩ませながら、時間がかかっても
パッチワークで作り始めて仕上がった時の喜びって
毎回あるわけですよ。
売れるか売れないかってことを度返しして
自分たちが楽しくて作ることが多い。
でも、、、母のところに持っていった大島はそこから外れてました。
「あんたたちは普通とはかけ離れた変人なんだから
変人らしく面白いもの作ってくんないとー」とのこと。
変人か。。。(=_=;)
母からの言葉を他人から言われたら
きっとかなりカチンカチンときたと思います。
けど、相手が母親となると
わたしたちのことを思っての率直な意見に違いないわけで、
わたしたちが「一般的」をやってしまっては面白くないのだということが
明確にわかりました。
「一枚の着物生地で洋服作る人なんてなんぼでもいる。
あんたたちはそこからはみだして工夫したデザインだから
お客さんの目をひく」
そうも言われました。
そうね、、、一枚布でお洋服を作る人はたくさんいますもんね。
そこで勝負をかけるなんて無理ですもんね。
母の言葉がすべてとは思いませんが
かなり的を射た感想だったと思います。
我々の反省点です。
ただ、パッチワークだと時間がかかり生産数が少なくなるので
お値段も高くなるから、、、と言ったら、
「価値を見出せる人しかどっちみち買わないよ」とのこと。
数十万円だの数百万円だのの着物を扱ってた
元呉服屋の母のいう言葉は「確かにな~」と
そう思わせるものでした。
しかし、、、
こんなもん呼ばわりされちまったか^^;
大島って地味だから、個性持たせるのが難しい。
そこからわたしは逃げたのかもしれないな~。
わたしから攻めの姿勢を取ったら終わりなのかも。
この大島の生地、いい物だったのにな~。。。
しかし、これをバネに逃げずに攻めるぞ!!!
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