リメイク服の製作に入ると、アトリエの中でいつも目に飛び込んでくる
大きなビニールの袋に詰め込まれたハギレたち。
洋服を解体した後に出てくるものなのだけれど
これも容易には捨てられない。
きっとまだ使える部分があるはず、、、と
袋をあさって引っ張りだします。
自由なカタチになったハギレたちを床に並べて、
さ～て、ここから何を生み出そうかと
ふたりで腕組み。
ヘンテコリンなカタチにカットされたハギレたちを
このまま自由にどう生かしていこうか。
自由を奪わずに再生させる道を模索して、
しばしふたりとも無言。
リメイクの場合はこれが常なんです。
言葉やデザイン画で伝達する前に
必ずわたしとユウヤとそれぞれの頭の中で
エアー構築がはじまるので
この時ばかりはお互いに無口。
一枚のまっさらな布地で製作するよりも
かなり知恵と工夫と手間と時間の全てがかかります。
それでもやりたいんだから、これはケチの極み^^;
自由を極めてこれから先も
この方向での製作も突進していきます。
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