「年収200万円でも楽しく暮らせます」という本があるらしい。
わたしはまだ読んだことがないのですが、
これまた凄いタイトルだな～って思ってました。
しかし、ある方のツイッターを見ていたら、
うちは年間70万円あれば余裕で生活できます、、、と(@o@)
月間ではなく年間。。。
さすがに凄い！、、、とのけぞっていたら
その方は自作の小屋を建てて暮らしていて
オフグリッド生活。
光熱費の全てをご自身でまかなっている方で、
色んなスキルがあるんです。
凄い、、、
凄過ぎる、、、と感心していたのですが、
ふっと思い出しました。
小屋じゃなくて賃貸に住んでいても
同レベルの出費で暮らしてる人、わたし知ってる。。。
オフグリッドでもなく、小屋でもないけど
年間70～80万円で生活して暮らしてる人、知ってる。。。
小屋暮らしの方も、取り立てて「節約」と意識せずに暮らしていて、
後者の方もそう。
そして共通点は両方ともしあわせそうに暮らしてる点。
きっと、物やお金に振り回されずに生きてるからなのでしょうね。
工夫をしたり、無駄やもったいないことをせず、
足るを知るということがしっかり身についてる。
以前からずーっと考えていた「丁寧な暮らし」というのはどういうものかの
わたしなりの答えが出た気がしました。
きっとこういう方々のことを言うんですよね♪
おしゃれな道具を揃えて料理するとか、
巷で話題のお料理を作るとか、
話題のカフェでお茶するとか、そういうのではなくて
あるものを大事に食べる、
あるものを大切に使う。
ここなんだと思いました。
ご存知の方もいると思うのですが、70年代に電通には
電通戦略10訓というのがあって、
それは、
１ もっと使わせろ
２ 捨てさせろ
３ 無駄使いさせろ
４ 季節を忘れさせろ
５ 贈り物をさせろ
６ 組み合わせで買わせろ
７ きっかけを投じろ
８ 流行遅れにさせろ
９ 気安く買わせろ
１０ 混乱をつくり出せ
という悪魔のような訓示^^;
広告代理店ですから、消費を促すのが仕事なので
それはそれで当たり前の訓示なのですが、
問題なのは、まんまと踊らされてる人が多いということ。
もちろん、わたしも^^;
この10訓にあてはまらない行動を取れば
前述のように年間100万円以内でも余裕で生活できるのかもしれませんね。
年間70万円生活のタイプの違うおふた方にもうひとつ共通してるのが、
好きなことへの出費は惜しまないという点。
きちんと優先順位が出来てるということですね。
好きなことまで「我慢」になったら
その暮らしを楽しめなくなってしまいますもんね。
お金がないからそういう生活というのではなく、
小屋暮らしの方に関して書けば、
年収はほぼ１千万円。
それでもその暮らしを楽しんでいるというか、
お金よりも「どう生きるか」にウエイトを置いてるらしい。
そう考えると、わたしはやっぱりただの「アホ」という位置づけ確定です(>_<;)
自分に能力がないから、なんでもかんでもお金を払って
誰かにやってもらうというアホっぷり。
忙しくて時間がないからという言い訳してました。
森に引っ越してきて、
まずはそこを改善しようと意を決して
時間を作ればなんとかやれるのか？という部分を検証すべく
仕事と暮らしの時間割をきっちり区切ってみました。
そしたらね、、、
やるんですよね。
やれるもんなんですよね^^
「時は金なり」とは言いますが、ながらくわたしは
お金で時間を買ってた気がしてましたが、
時間なんてお金で買えやしない。
便利なツールを買って時間を上手に使ってる気がしてたけど、
実はお金で自分の無能さに磨きをかけてただけ。。。
森暮らしで自分時間の余裕を持てたお陰で
こうして色んな方の生き方から学ぶ時間もできました。
うちは自営業なのでさすがに年収100万円で生活は難しいとは思いますが
無駄をなくしていくことと、
時間を持つことで自分で挑戦できることはやってみようと思います。
もちろん、なんでもかんでも挑戦は出来ませんし
向き不向きもあります^^;
お洋服を製作して販売するという物販なのに
こんなこと書いてるのってやっぱアホですよね(笑)
でも、お客様の「好きなこと」の中にSAYOCAFEのお洋服が入っていれば
なんとか食べていけると思うんです。多分(笑)
誰かの経済を脅かしてまで
お洋服を買って欲しいとは思ってませんし、
「好きなもの」の中にSAYOCAFEのお洋服がランクインできなかったら
それはわたしたちの力不足ですしね^^;
ぼちぼちと、ゆったりと、
ギスギスすることなくこの森での暮らしを満喫していこうと思います。
五万円、三万円が当たり前だった電気代も
ちょっとの努力で一万円にまで出来たのですから
「やれば出来る！」という自信も一寸だけつきました^^
この自信が薄まらないうちに
次へとトライしてみます(^^)
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