鼻白鼻熊?編
ハナジロハナグマ群編
ギョッ!なオスたち♪編つづき
同じく
モンテベルデ
バホ・デル・テイグレのステーションにて
ある日
動物に詳しいボブおじさんと
女性スタッフのドゥと3人で
ステーション前で話をしていると
1匹のハナジロナハグマが広場を横切る…
ギョギョッ
尾っぽが黄色いぃぃ
なんでぇ
さすがのボブおじさんも不思議がる
黄色い石鹸でもつけてきた?
いや…まてよ…あの黄色…見覚えがある…
も・もしかしてぇ~
そうだペンキの色だぁ
裏の作業場のところへ走っていくと…
やっぱり…
数日前
私が古くなった木の看板を緑色に塗りなおして
その日の朝
スタッフのビンが黄色で文字を塗ったばかり
まだ乾かないうちに
ハナジロハナグマがやってきて
看板の上で尾っぽフリフリ?
高いところに置いていた看板は無事だったけど
低い丸太の上に置いていた看板はすべてアウト
また塗りなおさないとぉ~
でも~笑える~
ビンには悪いけど
3人で思いっきり笑ってしまった
ハナグマらしいというか…
想像するだけで
なんともカワイイ
それに
ひょうきんビンの
「やられた~」という表情も思い浮かぶ
で早速ボブおじさん
いてもたってもいられず
ACMオフィスに帰っていたビンに電話
大笑いしながら話していた
それからは
黄色い尾っぽのハナジロハナグマを見るたび
愛着が湧いて顔がほころぶ
それにしても
一生このまま尾っぽが黄色い?
それはかわいそうかも…
なんて心配していたけど
日が経つにつれ
少しづつ黄色が取れてきていた
よかった~
それからペンキを乾かすときは
気を付けるようになったけど…
ちなみに
黄色い尾っぽのハナジロハナグマ
写真撮ってなかったみたいで…
代わりにといってはなんだけど
長老?のハナジロハナグマ
哀愁の?後ろ姿をどうぞ