ママさんナースの
ハードワーク(自己犠牲)
ハートワーク(自己実現)へ変える♡

ハートワークコーチ
すのはら さよ   です

さよ’s  ナースライフ・ヒストリーキラキラ
今日は8話目です♡




前回のお話・・・



病院を相手に訴訟を起こされた
患者さんのご家族から、

名指しで数名、
「あなたも訴えます」
と言われた看護師がいました。



その中に私の名前があった

とお話しました。



*─*─*─*─*─*
今日はここから



「なぜ私?」



というのは、
心当たりがありました。





ある日の準夜、私はその患者さんを
受け持ちました。



持続の点滴や、決められた時間に
投与する抗生剤があったので、
患者さんのところへ行きました。



慎重に確認した後、点滴を接続し、
退室しました。





そろそろ点滴が終わる頃・・・
と思ったが先か、

ナースコールがあったか
覚えていません。



訪室した時、一瞬何が
起きたのか、理解できませんでした。




ベッドが血だらけだったんです。





すぐに、血圧を測り、
先輩を呼び、シーツを変え、
医師に報告しました。




私の点滴接続時に逆血した?

なんで?

なんで??



なんで????



なんて言っても
事実は変えられない。




これがいけなかったんじゃないか、
こうするべきだったんじゃないか。



先輩ナースと遅くまで話し合い、
記録に残しました。




それから間もなく、患者さんは
転院されました。



転院時は、ご家族もにこやかに
転院されたと誰しもが
思った矢先の訴訟です。




はじめは、医療の問題に
対する訴えでした。



病院では、対策チームが設けられ、
対応に追われていました。



ミスを認め、謝罪したらしい。



だけど、
漏れて聞こえてくる話、
全然、相手の気持ちがおさまっては
無さそうでした。




そのうち、看護師数名が呼ばれました。




名指しされた看護師数名、
理由はそれぞれでしたが、

やっぱり私の名前が上がった理由は、
その大出血が原因でした。





勤務中や、時間外。
何度か呼び出され、
詳細の聞き取りが行われました。




聞き取りをもとに、
医療安全(委員会?)で検証した結果、



その出血が起きた原因は
私の点滴を接続した操作からくる
ものではなく、



長期間、点滴の針を留置
したことにより、
刺入部近くでルートとの接続が緩み、


そこから血が流出し、結果的に
大出血となった。



という結果でした。




様々な背景があり、
本来決められた日数で
入れ替えなければいけない
静脈内留置針(点滴の針)を、

大幅にオーバーした期間、
留置されている患者さんでした。




とは言っても、受け持った
時間帯の責任は
私にあります。






さて、どうする、私。




どうしたかはまた明日♡
(引っ張ります💦)