自分にしかできない仕事ができたらいいのに
頼れるやつと組んで
チームみたいにしてやれたらな
おい、そんなのは夢のまた夢だよ
いつもやるべき音楽があればいいのに
演奏するときはいつでも自分のやり方を通せればいいのに
愛しい子、ブーブーとトート
彼らこそは美しい夢
もっと正直に生きてきたなら
ひと財産築けたはずだけどな
もがきながらも何とかうまくすり抜け
うそなんて決してつかず
ただ真実だけを語るようにさえすれば
有名になって気高く生きられたらいいのに
時間の砂に足跡を残せたらいいのに
スポットライトのど真ん中に立って
光を一身に浴びられたらな
そんなのが俺の夢だったのさ
そんなのはただの夢さ
そんなのはただの夢さ
モンクの曲につけられた歌詞は、作詞家もかなり意識してニヒルにひねっている。一筋縄ではいかない意味を込めているように感じます。
この歌詞も、直説法の過去ではなくて仮定法なんだと私は思います。そうすることで、「夢」を突き離している。
つまり、
そんなつまらんこと、夢見るな。
という、虚無的メッセージがこもるように訳しました(笑)。
今回も、完全SAYO直感妄想訳で、大変失礼します。
因みに、トートとは息子のセロニアス・スフィア・モンク・ジュニア、ブーブーとは娘のバーバラのことらしいです。なんかかわいい。
まだまだ、これからもちょくちょく、翻訳間違いに気づいたら手直ししていきますので、お許し下さい。
今日も読んで下さり、ありがとうございました。また、今週もお元気にお過ごし下さい!!!