Monk's Dream | ジャズ・ヴォーカリストMASAYOブログ   〜高慢と偏見〜

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ジャズヴォーカリストMASAYO/北海道出身

100%ホンモノの人生を生きられたらいいのに
自分にしかできない仕事ができたらいいのに
頼れるやつと組んで
チームみたいにしてやれたらな
おい、そんなのは夢のまた夢だよ

いつもやるべき音楽があればいいのに
演奏するときはいつでも自分のやり方を通せればいいのに
愛しい子、ブーブーとトート
彼らこそは美しい夢

もっと正直に生きてきたなら
ひと財産築けたはずだけどな
もがきながらも何とかうまくすり抜け
うそなんて決してつかず
ただ真実だけを語るようにさえすれば

有名になって気高く生きられたらいいのに
時間の砂に足跡を残せたらいいのに
スポットライトのど真ん中に立って
光を一身に浴びられたらな
そんなのが俺の夢だったのさ

そんなのはただの夢さ
そんなのはただの夢さ


モンクの曲につけられた歌詞は、作詞家もかなり意識してニヒルにひねっている。一筋縄ではいかない意味を込めているように感じます。

この歌詞も、直説法の過去ではなくて仮定法なんだと私は思います。そうすることで、「夢」を突き離している。

つまり、

そんなつまらんこと、夢見るな。

という、虚無的メッセージがこもるように訳しました(笑)。

今回も、完全SAYO直感妄想訳で、大変失礼します。

因みに、トートとは息子のセロニアス・スフィア・モンク・ジュニア、ブーブーとは娘のバーバラのことらしいです。なんかかわいい。

まだまだ、これからもちょくちょく、翻訳間違いに気づいたら手直ししていきますので、お許し下さい。

今日も読んで下さり、ありがとうございました。また、今週もお元気にお過ごし下さい!!!