娘の「昔はよかったな〜」から | ありのまま、私を紡ぐ

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長年公務員として働いてきた、40代ワーママの私。
人生の節目で、「当たり前」ではなく心の声に従う選択をしました。
日々の気づきや悩み、希望、新しい挑戦を書いていきます。

小1の娘が
「昔はよかったな〜」と言い出した。



思わず笑ってしまう。



「昔っていつのこと?」と聞くと
どうやら赤ちゃんの時らしい。



「だってママ、お仕事行かないで(育休中)

ずっとおうちにいたんでしょ?」



「〇〇ちゃん(娘)も学校に行かないで、

ママとおうちにいたんでしょ?」



「それってさいこうだよね!!」




…あぁ、この子は今の私しか知らない。



毎朝余裕なく出勤の準備をし、
週の半分は夜遅く帰ってくる私。



そういえば、
昔息子も同じようなことを言ってたっけ。



その時も今も、子どものまっすぐな言葉に

少し胸が痛くなる。



ごめんね、子どもたち。
母はあんまり育休中には戻りたくない。



育休中の私は、
なんとも言えない焦りを感じてた。



もちろん子どもたちのことは

かわいいしとても大切だったけど。



でも、
朝は「今朝礼してる頃かな?」
夕方は「もう職場のみんなは帰ったかな?」



心がなかなか仕事から離れられなかった。



今思えば、もったいないことをしたな。
子どもに全力投球できる、

貴重な時間だったのに。


 

でも、

仕事以外の価値に

少しずつ気づき始めている今。



今の私だったら

どんな育休期間を過ごすんだろう。



ふとそんなことを考えてしまった。



過去と現在、そして未来。
時の流れの中で変化する自分。



今の私、これからの私は
子どもたちの目にどう映るのかな。



「ママはなんかいつも楽しそうだよね」と

子どもたちが思うような生き方をするのが、

密かな私の野望だ。




読んでいただき、ありがとうございました。