日経新聞「春秋」から学ぶ、MOSO はっくしょん! -25ページ目

8回目 志望動機について その5 比較分析

国家公務員Ⅰ種の解答が出たね。

さて、どうだったでしょうか?

今年は、英文が長すぎ!!

経済は、財政と経済事情で過ぎ!!

という声が聞こえたけどね。


さて、志望動機について、


柱を立てて、自分のやりたいことを考えることができたら、

最後にやることは、

『なぜそこに行きたいのか?』

という理由を考える。

ここをしっかりまとめることが出来ないと、面接では通ることはない。

でも、何人もの学生を見てきて、

どうやって、それを考えたらいいのか分からない学生が多いんだよね。

ここでは、そのやり方を書いていきますよ。

ポイントは3つ
1、志望するところの気になった点・問題点
2、志望するところの気に入った点
3、志望するところへの感情
この3つを、他のところと比較・分析して考えていくとよいよ。

今回はこれで終わり。

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ここからは、余談(笑)

なんで志望動機なんて考えなきゃいけないんだろう><

って思う人はきっと多いと思う。

私も、就職活動していたとき、そう思っていたから。

『雇ってくれればしっかり働くから、雇ってくれよ!!』

って思っていた。

でもね、志望動機を考えるということは、

物事を比較・分析する能力を鍛えることに繋がるんだ。

そして、その能力は、何かを提案する際にとっても有効に働くんだよ。

以下の文章は、ある企業が、学校を建設する際につくった企画書を一部抜粋したもの。


この文章には、志望動機に必要な要素がしっかり入っているから、
みんなも参考にすると良いよ!!



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見るポイントは、

「なぜ別の地域ではなく、その地域なのか」


なぜベトナムなのか?


ベトナムに決定した理由は、以下の3つです。

1、国の発展状況と教育の実態がまだ乖離している状況であること(気になった点、問題点)

2、日本人にゆかりがある場所、日本人に気質・性格が近いなどの親近感があること(気に入った点)

3、なんといっても、メンバーがベトナム料理が好きだということ(感情)


なぜベトナム中部なのか?(他の地域との比較)

○気になった点、問題点

1、首都ハノイがある北部や人口が最大のホーチミンがある南部には、比較的都会で小学校が沢山ある。

2、中部は南部北部より貧しく、ベトナム戦争の被害を沢山受けている。

3、街中から離れ、山を越えた地域は子供の数に対して小学校の数が圧倒的に少ない。

4、子供を午前と午後に分けて勉強することがあるため、勉強時間が少なくなる。

○気に入った点

5、中部は、人口の多い北部や南部に比べて落ち着いた雰囲気を持ち、日本人になじみやすい。

6、交通量や騒音も、北部と南部に比べるとだいたい半分以下である。

7、街中に田園が広がり日本の田舎に近いものを思わせる。

8、近くには世界遺産のミーソン遺跡やホイアン旧市街がある。

ベトナム クァンナム省とは?


クァンナム省

中部の中に政令指定都市のダナン市の隣にある、まわりを山に囲まれていて貧しい地域。

都市部より自動車でデコボコ道を約2時間。

雨が多く、大雨の時には浸水の被害が多く発生する。


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ここまでだよ。

みんな、どうだった?

志望動機を比較分析する際に必要な要素が入っていたでしょ。

志望動機を沢山書けば書くほど、

この比較・分析する能力も養われていくんだよ!!

だからさ、放り投げだしたくなっても、ちょっと調べて考えてみよう。

最後に、まとめると、志望動機を書く時、

1、気になった点、問題点

2、気に入った点

3、感情

の3つを書くことができるといいよ。


あとは、何度も何度も志望動機を書いて、色んな人に見せること。

特に、自分の親や教師、飲み屋のおっちゃんとかの大人に見せるといいよ。

あとは、小学生が理解できれば完璧やね!!

聞かぬは一生の恥・・・だからね!!

未来の自分が笑顔でいられるように、今を生きよう!!!

7回目 志望動機について その4


前回の記事 、ちょっと長かったね。

もっと書き方工夫しなきゃ><

さて、以下の手順で、私は、志望動機を考えた。

1、柱を考える
2、やりたい分野を考える
3、柱をやりたい分野の視点で考える

今回は、

3、柱をやりたい分野の視点で考える

について、書いていくよ。

やりたいことは、教育(学歴社会をぶっ壊すこと)!!

と決まった。

これによって、志望動機の骨格が作れるんだ。

教育を通して、
世の中の不幸せな人を少しでも多く不幸せじゃなくしたい。

というもの。これだけで、立派な志望動機だよ!!

じゃあ、具体的にどうやっていけばよいのか?

教育といっても色々あるでしょ。

政治家・教師・公務員・人材派遣・教育コンサルティングなどなど

数えれば限がない。

それぞれの分野の視点で考えてみた。

1、政治家として、出来ること
教育のシステムを変えること(条約・法律的にね)

2、教師として、出来ること
教育の現場を変えること(先生・親・生徒の意識だね)

3、公務員として、出来ること
教育のシステムを運用すること(実務的にね。地域の協力とか)

4、人材派遣として、出来ること
企業の現場を変えること(学歴関係なく派遣させて)

5、教育コンサルティングとして、出来ること
教師に色んなアドバイスをし、間接的に教育の現場を変えること

以上を考えた際、

教師として、直接現場に触れて、色んな人の意識を変えて行きたいと思った。
学歴社会=大卒が優秀だよという社会の雰囲気をぶっ壊す。

っていうことで、出来た志望動機がこれ!!

私は、教育を通して、直接生徒・両親・社会の様々な人と交流を持ち、
世の中にいる不幸せな人を少しでも多く不幸せじゃなくできる社会をつくっていく
手伝いをしたいと思い、教師を志望しています。

もちろん、まだまだ抽象的な部分は沢山ある。
だけど、そういう抽象的な部分は、面接のとき、自分の言葉で言うべきなんだ。

もし、私が教師ではなく、公務員希望だったら・・・

私は、学校と地域社会とのつながりを作っていける公務員を通して、
街を盛り上げていき、世の中にいる不幸せな人を少しでも多く不幸せじゃなく
楽しく生活できる社会をつくっていく手伝いをしたいと思い、志望しています。

ってな感じかな。

公務員のキーワードは、街を盛り上げるってことだね。

あとは、どうやって盛り上げるか・・・考えていく必要はあるけどね。

志望動機については、とりあえず(この言葉は好きじゃないけど)、
今回で終わりにします。

次回は、ここ2・3日で考えたことを書いて

こういうのを読んで、色んなことを考える際の参考にしていただけたらとっても嬉しい。

6回目 志望動機について その3


志望動機を考える際に、

1、『柱を考えよう』
2、『柱を、やりたい分野の角度から考えよう』

と前回まで書いた。

今回は、志望動機の具体的な考え方を書いていくよ。

これは、私の例です。

参考になるか分からないけど、1つの考え方として、
「こういうものもあるんだな!!」
くらいに考えていただけたら幸いです。

世の中には、色んな考え方があるから、
沢山の中から、どれを選ぶのか、自分に合っているのか
触れたり試したりして欲しいなぁ・・・と思います。
(ちょっと偉そうな事いってるなぁ・・・><)

【私の柱】
『世の中にいる不幸せな人が少しでも多く、
不幸せじゃなくなる社会を作りたい』

(解説)
みんな幸せな社会を作れたら、理想なのかもしれない。
でも、そんなのは、もしかすると偽善?他の人を幸せにするかどうかなんて
そんなの決められるほど、俺って偉くねぇ・・・って思った。
でも、身近な人が不幸せになっていたら、手助けしたい。
困っていたら、助けてあげたい。って思う。
なぜなら、俺も助けてもらっているから。

そう考えたら、

『俺なんかが、人を幸せにすることは難しいかもしれないけど、
少しでも不幸せな状況から脱する手助けができたらいいな。』

と思うようになったのです。

俺はちっぽけな存在で、みんなから助けてもらって生きている。
だから、俺は、その恩返しをしたいなぁ・・・

ってことだね。

【やりたい分野を考える】

『不幸せな人を少しでも多く、
不幸せじゃなくなる社会を作る為に、
出来ることはなんだろう?』

と考えた。

これを考える際に、

第一に、自分の経験を思い起こした。

1、中学校時代、なりたかった職業は、社会の教員。
 (社会の先生が好きだったから)
2、高校時代、バスケットボールなどスポーツが好きになった。
3、大学時代、政治学を学んだ。特に、選挙について。
 (若者が政治に興味を持たないのは、家庭環境が大きいと知った。)
4、大学時代、テニスインストラクターをやった。
 (人に物を伝える事の難しさ・楽しさを知った。)
5、大学時代、中国人と色んな話をした。
 (自分の環境が、とても恵まれていると知った。)
6、社会人1年目、システムエンジニアをやった。
 (中卒6年目の同い年と、大卒1年目の俺。
  給料は俺の方が良いことに矛盾を感じた。)
7、その後、電子辞書の会社立上げの手伝い・ブラジル料理店を経験した。
 (世の中には色んな人がいることを改めて知った。)
8、議員インターンシップを経験した。
 (遠いと思っていた世界、知れば案外近くにあると知った。)

第二に、その中で特に大きな影響を与えている事柄を選んだ。

俺は、「6」の事柄がショックだった。
要するに、学歴社会というもの。
大卒だから、給料が良い。
中卒だから、能力は高くても待遇は良くない。
という学歴差別。

これをなくしたい!!

って本気で思った。

ここから、俺のやりたい分野が見つかった。

それは、

『教育』

教育に携わる事で、
学歴社会をぶっ壊そう!!

と決めた。

第三は、次回書きます。