料理は好きか嫌いか・・・ | 管理栄養士 おおつぼさやかの「食育のツボ」

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*妊娠前から出産後まで*健康な子どもを育てる食育の話 ~管理栄養士が行う唯一の「こども料理教室」講師養成講座【食卓リョウリスト協会】 プレママ&離乳食&親子教室 こどもだけの料理教室 食育講演会in大阪茨木市(JR新大阪駅から10分)~

管理栄養士だからか、よく言われることの1つ



「料理好きなんやねー(^_^)」



そう言われた時の返答はいろいろです。


「はい、好きです!」と答えたり


「まぁ、好きです」とか


「ふつうに好きですかね」とか。



少数派か、多数派か分かりませんが



「料理は、好きだからする」というのもありますが、


私は、それより


「料理はするもの」という考えが強いような気がします。


例えるなら、入浴でしょうか!?


好きだから入るというより、お風呂は入るものですよね。



顔を洗うのと同じように、料理は当たり前にするものだと思っています。



忙しいときでも、作るのが一人分でも、疲れているときでも


料理をしていました。



時々、めんどうだな・・・と思うこともありましたが



健康のことを考えると自炊が一番だと思います。


もしかしたら、昔はそうだったかもしれません。


先輩方が言っていました。


「お惣菜とか売っていないし、外食は高いから」



それが、今や外食、中食(外で買ったものを家で食べる)が発展して


おいしくて安いものがあるので


作るより買う方がいいと考える方が結構いると思います。


料理を作るのが当たり前ではない時代になってきたのかなぁと感じます。


外食、中食も上手に利用するといいと思いますが、栄養素が減っていたり、食品添加物などの、安全性の問題が心配です。


それと、子どもがいるご家庭に関しては特に


子どもって、大人が思っている以上に毎日の食事で愛情を感じているんですよね。


それは、少年院で働いていたときも感じましたし、先輩方の経験談


「思春期で、不良行動があっても、料理を作り続ければちゃんと家に帰ってくるよ」


という話を聞いてなるほどと思いました。


忙しい時代、効率化を図る時代でも、料理をすることの大切さを、なんとか子ども達に伝えていけたらいいなぁと思います(^-^)ノ~~