日本人は肌の色で判断する? | さらさのブログ

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近所にインドの方が何人か住んでいるようでたまに見かけるのだが、昨日帰宅途中に若いインド人男性が近くを歩いていたので少しお話した。



思った通り二子玉川の楽天社員だった。



買い物にでも行っていたようで買い物袋を持ち、でも足元は寒いのにサンダル。

暑い国で生まれた人達特有の冬でもサンダル姿😊





今のところに住む前に街の口コミを調べていたら、『インド人を見かけるので治安が心配』と書いている人がいた。

その人は彼等がsmartだとも知らずにインド人というだけで偏見を持っているのだ。



因みに私が話したインドの方は物静かで控えめな好青年だった。







昔、ロンドンに住んでいた時に知り合った知人の話を思い出した。



彼はスリランカ系イギリス人。

父親は外交官で色々な国の大使をしていた。母親も外交官。一人息子の彼は日系企業で働いており、プライベートガーデンがある高級アパートメント(日本で言うマンション)を幾つも持つ富裕層だった。



アメリカ系の某有名企業で働いていた彼は大学院の夜間のあるMBAプログラムに通っており、そこで同じコースを取っていた誰もが知る日本の某一流企業の日本人のロンドン支社長と出会い、彼に気に入られベッドハンティングされたという秀才でアジアパシフィックのマネージャーをしていた。




そんなエリートな彼だが、会議で日本に来た時に秋葉原で受けたある差別の話を私に教えてくれた事がある。




秋葉原の電気街で買い物をしレジに並んでいたとき、日本のレジスタッフから彼はパスポートの提示を求められたそうだ。


彼はその言葉に傷つき憤りを感じたと言う。



実は日本人のレジスタッフは彼の前に並んでいた白人にはパスポート提示を求めなかったらしい。



「僕の前に並んでいたのは見るからに身分も疑わしい低所得者っぽい白人だったが、日本人は白人には何も言わず、肌の黒い自分にはパスポートを求めてきた。日本人は肌の色だけで人を判断する人が多い。」



彼はそう言っていた。



自分の後もレジの様子を見ていると、レジスタッフらは白人にはフリーパス、肌の黒い人だけにパスポート提示を求めていたそうだ。


恥ずかしい日本人、、





優秀な家庭に生まれエリート街道まっしぐらな彼は日本人レジスタッフから受けた接客が屈辱的だったんだろう。イギリスではそんな差別は受けたこともなかったらしい。




日本人だけではなくアジア人は白人至上主義なところがあるのは否めないが、彼の話に私は驚いてしまった。



でも自分はどうだったかな、、

今まで日本人やアジア人が海外で受ける人種差別のことしか考えたことがなかった私。日本にいる外国人のことはあまり考えたことがなかった。


色々考えさせられた彼の話。

いい話を聞いた。



外国人から見た日本。

東京もまだまだインターナショナルな国ではないようだ。





近所のインドの方を見かけたらまた色々話してみたい。女性はビジャブを巻いている人もいて微笑みかけると必ず美しい笑顔を返してくれる。