お金から自由になりたい時、
お金に関わるのをやめるのではなく
お金を持った中で自由になればいい。


所有から自由になりたい時も、
所有しないのではなく、
所有した中で自由になればいい。


逃げたってずっと
縛られるだけなんだ。


だって最高の自由って死ぬこと。


命を持たないことだから、
それって『持ってみればよかった』って
後悔するのがわかりすぎる。


もし、持つこと、所有することに、
トラウマがあるならなおのこと
またやってみなくちゃいけないよね。


お金自体は、所有自体は『悪』じゃない。


人が勝手に傷ついただけ。


それくらい自分で癒せよって
自分にも思うわ。



結婚すること、
子供を産むこと、
家を買うこと、
起業すること、
人を雇うこと、


これらが怖い理由は、
所有が増えるからだよね。


管理や維持できるのかな、って。


だけど不思議なもので、
次の恐怖の時には
前の恐怖はなんなくクリアしている。


なんだったんだよって。


人は所有によって
成長するものだと思ってるけど、


所有してもしなくても
自分のままでいられたらいいね。


所有してまで
自分のままでいられるのかを
試してるだけだよ、わたしはね。


わたしは変わらない。
景色が移りゆくだけ。


プレイヤーとして
ゲームしているような感覚もあるけど、
映画を傍観しているような感覚もある。


動かずして旅をしてるみたい。






自由ってどこにでも行けることだけど、


心が無重力になったら
重力を感じるあらゆるものの中で
自由になることができるね。


家庭とか生活って
仕事より重いのなんの。


重い中で軽く生きたいね。


吉野さやか