中学1年生の娘がいて、
テスト勉強を手伝う機会がありました。
 
 
保健体育の性教育的な分野だったのですが、
県大会に行っていて授業を受けることが
出来なかった範囲とは言え、
 
 
卵巣から出るのは精子!
と回答してました😅
 
 
えー悲しい
 
 
まずどこから教えよう?って考えて、
YouTubeで受精の映像があったから
とりあえずそれを見せました。
 
 
こんな映像です↓↓

 

 

うちは、テレビもゲームも
iPadもスマホも禁止なので
電子映像だとなんでも良く見ます。
(面白くてもそうでなくとも)
 
 
勿論、この映像も
食い入るように見ていましたが、
わたしもナレーションしました。
 
 
 
鳥の巣わかる?巣と子はセットだから、
精巣では精子がつくられて、
卵巣では卵子がつくられるってだけ。
 
娘『あ!わかりやすい!』
 
精子って一回に3億匹出るって言われていて、
3億匹のうち卵子に入れるのは1匹のみ。
 
3億匹は競って1匹が勝利すると思うでしょ?
違うんだよ〜
 
娘『えー!違うの?』
 
精子が精巣って言う、精子の巣にまだいる時に
相談し合っていて、誰が卵子に入るか決めるんだ。
 
で、いよいよ3億匹の精子が一斉に出た時、
卵子に入るたった1匹をみんなが全力で
応援して運ぶんだ。
 
その一匹があんたよ。
 
 
つまり、3億匹の中の1等賞。
だから生まれてきた。それで生きてる。
 
もし、この先、なんかが起きて、
ひとりぼっちを感じることがあっても
あんた以外の2億99,999,999匹に応援されて
生まれてきたことを思い出して欲しいですね。
 
あんたに全部を託してるんだから、
みんなの分を一生懸命生きないといけないのよ。
 
娘『そっかぁ。
 じゃあ生まれてるみんなは1等賞ってこと?』
 
そう。どんな人であれ1等賞だから、
誰が上とか、誰が下とかなくって
お互い尊敬し合って生きていかないといけないね。
 
娘『へー』
 
では問題です。
精巣でつくられるのは何ですか?
 
娘『精子!』
 
ピンポーン!
では卵子がつくられる巣はなんですか?
 
娘『卵巣!』
 
ピンポーン!
 
 
 
 
ちょちょちょちょちょちょ
我ながら素晴らしい性教育でした。
自分でもジーンしてました。
 
 
娘も不思議そうな顔してて
なんかあった時に思い出してくれると
いいなあって思いました。
 
 
人ひとりの先祖なんて精子よりも多く、
10億人超えと言われている。
 
 
10億人分の1で、
わたしたちは家系の頂きに生きている。
だから『いただきにいます』ってことで
『いただきます』で命を食べる。
そして誰もが最先端。
 
 
性教育って、
自分の命の尊さを知る学問だなって
思っています。
 
 
子宮委員長はるの頃、
産婦人科医や助産師、子宝活動されてる方との
関わりが多かったからこんな情報の中にまみれて
ホクホク温かい気持ちの中にいたことを思い出します。


子供を産むことよりも、
自分がどう生まれてきたのかを
知ることの方がずっとずっと大事なんだ。
 
 
性教育とか命の語り部で
学校とかでまた講演できたらいいなと
うすら夢見ています。
 
 
だけど性関連で活動するなら
元風 俗穣は隠したくないし、
そうなると学校は無理かなあなんて思ったりします。
 
 
自分の娘に語りながら、
無謀な夢を思い出してそれもまた
味わい深かったりします。
 
 
性の話をすると
なぜだか夢が膨らむのは
生命誕生やどう生きるかを
直接問われるからだと思う。
 
 
大切な分野であることを
子宮委員長はるを引退してからも
じわりじわり感じています。
 
 
子供たちが
愛し愛されるパートナーと共に
生きる未来を夢見るのは
先祖も一緒かな。
 
 
吉野さやか
 
 
 
 
 
 
 
 

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