お正月って
家族とまったりする時間と
思っていたのですが、


家族総出で仕事する時間なんだと
思い知らされました。
(神社に嫁いだから)


ヒーヒーしたし

確かに大変ではあったのですが

楽しかったのです。



わたしは主に、

旦那さんの神社のカフェで

ふるまいをしていました。



おでんも、おしるこも、甘酒も、

わたしの母上が準備してくれて

1月1日には疲労困憊。

(3日間つくり続ける)



その前に

姑は子供たちの

連日のお世話で疲労困憊。

(実はわたしが旦那さんとケンカしてしまい、子供たちと旦那さんは実家に帰っていました)



大晦日に帰ってきていたけど、

空気はお正月。



子供たちは神社の授与所で

巫女さんしたり、



父上は足りない食材の

買い出しに行ってくれたり、



わたしと妹と妹の旦那さんと

もう1人スタッフがいて

カフェがやっと滞りなく回る。



親や家族の援助があって、

わたしも旦那さんも動けて、

それを繋いでいく子供たちも参戦してって...



先祖供養も香るお正月だからこそ、

たった3日間のお正月だからこそ、



先祖代々こうやって

今の自分に繋がるように

必死で命のバトンを渡してくれたんだと

いうことが肌でわかって

一人でじんわりしていました。



それから、

カフェには壱岐島に来てから知り合った

たくさんの方がいらしてくれて、



それが思った以上に多く

たくさん話もしたし挨拶もできた。



それに、

嫌いな人もいた。



贅沢だ。



知り合った人がたくさんいること、

挨拶できる人がたくさんいること、

好きな人がいること、

嫌いな人がいること。



わたしが壱岐島に来てから

これだけ感情豊かに

紡がれたご縁がある。



神社ってそもそも人の縁でできている。



その中枢にいれた采配があるから

この景色をみることができたわけで、



寸分の狂いもないご縁の設計図には

嫌いになったり疎遠になって

ご縁が切れた人もいるけれど、



それでも青森で生まれたわたしが

今日、壱岐島の最も古い神社の境内に

運んでもらえたわけで感謝でいっぱいです。



どこの神社!ってわけでもなく、

神社(お寺もね)って素晴らしい場所なんだなあと

知識ではない体感で、

感動したお正月となりました。





ちなみに

1月1日の夜ご飯泣き笑い



栄養そっちのけ

とりあえず腹を満たす。




いつもより早起きして

カフェでお仕事して終わったのは

四時くらいでしたが、

あまりに疲弊して帰れない。

(家まで車で30分くらい)



近くのコンビニで食べ物買って、

100年以上の文化財クラスの

建物自体が斜めになって

隙間風だらけの社務所にて、



巫女ズと未来の後継ぎと一緒に食べながら

一眠りしながら

スマホでアマゾンプライムみて、

朝4時から宅神祭まわりの

旦那さんの帰りを待つ...



帰って来たときは

『ゴールイン!』みたいに

盛り上がりました✨



帰宅してからは

気絶したように眠りました。



✖️3日間✨



全国仕事ではなく島仕事、



終わってから、

キューピットカフェの作り込みや

魔女の花便りの作品づくりや、

ご飯づくりで、



ネット仕事ではなく家仕事。



ドキドキするんです。

みんなに忘れられちゃうんじゃないかって。



基、こんなに自分に集中して

いいのかな、って。



もちろん、

『いいんです!』



って自分に答えは出ています。



今年もやりたいことが

たくさんあります✨



全力疾走します✨

(睡眠は10時間確保)




吉野さやか