昨日、型通りに実施することは近道になると書いたばかりですが、

私はもちろん、型破り営業でした(笑)

今日はコンペ(競合相手)がいる場合の闘い方について書いてみます。

 

子どもが生まれてからも、ワーママ営業として働いていた私。

ワーママになる前までは、仕事に全力投球!夜中までだって働けます!

という、体力には自信があります系の営業だったのが、

18時には何があろうと、「お先に失礼します〜」な営業になりました。

 

そして、夜も疲れて子どもと寝落ち・・・

早朝たまに起きてやることもあるけど、起きれないこともしばしば。

どうしたって、どう足掻いても、時間が足りません。

生産性上がったはずじゃないか!?と自分でも思いつつ、

それだって仕事に終わりがありません。

 

あぁ、どうしよう、何かを捨てるしかないんじゃないか・・・

としばらく悩んでいましたが、

せっかくなら、自分の好きなこと・得意なことをしながら

仕事をしたい!と思うようになりました。

 

そこで私は、型破り営業になりました。

そして、自分の好きで得意なことをやる・・・

それは、とにかくお客様の話を聞くことだな、と思い至ります。

 

お客様からRFP(Request for proposal)が出て、

提案を実施することになるのですが、

私の会社の型の1つで、コンペがいる場合は、

先方の情報を集めたり、強み/弱み分析をするよう指示されていました。

 

が、私は、コンペ情報収集は、放棄することにしました。

その分、徹底的にお客様(関わられるほぼ全ての方々)とリレーションを築き、

お客様が求めること、お客様の真の問題(時にお客様としては

言われると耳が痛いかもしれないこと)を会話の中から探らせていただき、

そこをも解決するような提案書を書くことを目標にしています。

 

それもあってか、実は私が担当した案件は、コンペでは負けたことがありません。

一人で闘う訳ではないので、チームメンバーを含めた全員の成果ですが、

やっぱり勝てた秘訣を考えると、その多くは、

お客様の真の課題に対する提案をできたことだと思っています。

 

とにかく心の声を聞くこと、これは、

カウンセリングでも、コーチングでも、常に同じことが求められます。

しかも、どちらでも学んだのは、答えはクライアントの中にあるということ!

 

そうか、きちんとはできていなかったもしれないけれど、

話しているうちにお客様がヒントをくださるなぁ、と思っていたのは、

今考えると、もしかしてお客様も、ご自身で話している最中に、

真の課題に気づかれたりして、

たまたまその場に居合わて聞いたりしていたから、

把握できたのかもしれないな〜

と、最近思っています。