オーダーやカフェで販売分にはセピア色系でミニチュア試験管にも詰めているバルト海の琥珀を入れているのですが、今回は、カフェの蛍光鉱物特集で販売した琥珀を割って入れてみました。
大きさの違う欠片を複数入れています。
上の2つが通常時。
琥珀メインなので、あまりよけいな石は入れていません。
歯車の真鍮色と琥珀の色が、まるでコーディネートしたように同系色として似合っています。
逆に藍晶石とブルーカルセドニーの淡い水色がセピア色に懐かしく優しい雰囲気を添えました。
下の2つがブラックライト照射時。
琥珀の蛍光が強いので、繊維石膏の細長い欠片や歯車に光が映って華やかです。
蛍光石細粒は通常よりも少な目にしました。
なお、ブラックライトですが、一昨日のワークショップでもお話したのですが、
ブラックライトとは、可視光よりも波長が短い光です。
虹を思いだしてみると、赤、オレンジ、黄色、緑、青、藍色、紫・・・の紫色よりも波長が短いもので、
ブラックというくらいですから、目には見えません。
ただ、その波長の光だけを出すライトというのはなかなかむずかしく、
通常はピークの波長を可視光より短くして、含まれる可視光をできるだけカットしているわけです。
以前、安価で販売していたカプセル型のものや、最近100円均一で販売されているブラックライトはピークが380nmくらいで、可視光がかなり含まれます。
つまり、紫色、藍色、青色の光が混ざっています。
万華鏡撮影の際に使用しているものは、LEDでペン型ですが、ピークが375nmです。
撮影時はのぞきながら暗い処でブラックライトをチェンバーに照射し、一番きれいな位置で撮しています。
































