鉱物フェア4週目となる明日の月光カフェ用にいろいろな鉱物を入荷しました。
燐灰石
明日、売れ残ったら日曜日にきらら舎にアップします。
その際の個別指定は左がAで右がBとなります。
A
細かい檸檬色の弗素燐灰石の結晶がたくさんと、まん丸い大きな結晶が1つ。
メキシコ産(Cerro de Merdcado, Mexico)です。
磁鉄鉱(黒い金属光沢部分)と玉髄(白い部分)を随伴しています。
玉髄はブラックライトで黄緑色に蛍光します。
B
Bの標本の随伴もAと同様。
大き目なメインの結晶はAのものよりも透明度、キラキラ度が高いです。
それからサボテン水晶。
水晶の単結晶の周囲に小さな水晶がサボテンのようにくっついているもの。
南アフリカ産(Magaliesberg , Gautheng , South Africa)です。
サボテン水晶をそのまま英訳した(英語を和訳してのサボテン水晶というほうが正しいのかもしれませんが)Cactas Quartzという呼び名が一般的ですが、ときどきSpirit Quartzという名前が書かれている場合があります。それは亜振りがの原住民の間で、この水晶に精霊が宿るという言い伝えがあるからなのですが、別の解釈をつけて何かのパワーがあるということで高い価格で販売される場合があるようなので、あえてそのまま、サボテン水晶、カクタスクォーツとしておきます。
次は方解石化した二枚貝。
方解石化した二枚貝は代引きで受け取ってもらえなかった標本、中くらいと小さなものを各1こづつを加えて合計3個です。
二枚貝は「ホンビノスガイ」。
学名は Meceneria permagna
新生代第四紀(約260万年前~)の化石で、産地はアメリカのフロリダ(Mine,Okeechobee Co.,)です。
ブラックライトで青白く蛍光します。
これはミネラル用のチューブ型のブラックライトを照射した様子。
LEDライトのペン型ブラックライトでもこんな感じで蛍光を確認できます。
先日発行した『ルーチカ図鑑』にも書きましたが、幻想的であると同時にどこか哀しくもあります。
それから、晶洞。
無花果みたいです。
落として、片方のさきっちょが割れてしまっているので、セール価格となっています。
透石膏。
透明度の高い汚れのないものを厳選して仕入れました。
500~1000円でのセールです。
このほか、大き目な八面体螢石(中国/蛍光)や硫黄など、いろいろ届いています。