本当は青色が一番好きなのですが、歯車にはセピア色が似合う・・・・・。
母の生家が機械屋で、店先の土間の上にずっしり置かれたたくさんの機械。
何に使うかわからなかったけれど、幼い頃に時々訪れta、その場処と匂いの記憶です。
記憶の中では大通りに面した店は、薄暗く、大きなハンドルや歯車が付いた機械は、そのひんやりとした土間に並んでいました。
台東区下町の、その場処は、隅田川まで数十メートル。
白髭橋のふもとにあり、近くには駄菓子屋や公園、銭湯、お豆腐やさん・・・・・
いろいろなメディアが作りげた昭和の風景といつもだぶります。
そんなわけで、記憶の標本にはセピア色を採用しました。
チューブには機械油みたいなレジン。
真鍮製歯車を1つ、うずめています。
鍵のパーツはポトンと入れてあるだけです(わざとレジンが硬くなる前に投入しているのでちょっとだけくっついているかも)。
コルク栓には古い外国書の頁紙片を巻きました。
ティアラもコルク栓も接着していません。中身をかえてご利用いただけます。
台紙も時計柄のエンボスに外国書の頁紙片をはったものを使っていますので、中にメッセージや小さなプレゼントを忍ばせて、ギフトにもご活用ください。
レジンは蛍光レジンです。
ウラングラスを入れ忘れていました。
撮影しなおしたので追加します。