現在、きらら舎では極小の理化学用品を製作しています(作っているのは理化学用品を作っている工場の職人さんですが)。
今度は小さな試験管を作りました。
現在ミニチュア試験管入標本に使用している試験管は直径(外径)7mm×高さ3cmのサイズですが今度は直径(外径)6mm×高さ2cmです。
すでにドールサイズの薄荷油結晶入れに使用しています。
とても小さく、硝子の厚みも0.8mmと薄く、かわいらしいので、これを生かしたアイテムを拵えました。
直径(内径)約3cmの金属枠にレジンを流し、まずは藍方石を入れました。
藍方石光に翳すときれいなので、レジンの背景は透明にしました。
ただ、ちょっと遊びで泡粒を仕込んであります。
藍方石の中には(青色が薄いものに多いのですが)蛍光するものがあります。
蛍光色はピンクです。
透明レジンに仕込んである泡は蓄光します。
もう1つは、この泡粒を試験管に入れました。
泡粒はフレーム標本/錨など、海系のアイテムを製作する際に使用している蛍光粒です。
銀河粒とは違い、細かい硝子の粒の中に蛍光顔料が閉じ込められているものです。
個人的には「人魚姫の泡」と呼んでいます(笑)
背景は銀河レジンよりも少し青が薄く、鮮やかな海色。
銀河粒はサイズ・蓄光色の異なるものを4種類使用しています。
また、ウラングラスの小さな欠片を2つくっつけてあります。
レジン、泡、ウラングラスはブラックライトで蛍光します。
泡は蓄光色が2種類あります。
若草色
空色
それから、現在、金属パーツは海外を含め、複数の業者から仕入れているため、枠の使用が若干異なるものが混ざっています。
工場のロットによっても厚さや縁の丸みが若干異なっているようで、今回はそれが両極端なものを2種類混ぜて使用してしまっています。