【ベニト石/Benitoite】
San Benito, California, U.S.A.
昔、藍方石を初めて手にした時、その価格に驚きました。
木枯らしのエチュード(ミニチュア鉱物万華鏡)に入れると絶対的な美しさなのでできるだけ入手できる時には入手することにしているのですが、さすがに、最近は5gで4~5000円という価格で、なかなか手がでません。
買える時に買ったものを、現在は大切に使っている状態です。
これと同様に、サファイアと並ぶ、青色の宝石レベルの鉱物があります。
それがベニト石。
藍方石と同様、産地が限られ、しかも、結晶が大きいモノはないということも、その希少価値を高めていると思われます。
ベニト石は上記の産地、カルフォルニアのサン ベニートが産地。
宝石用にカットされたものの中には、その複屈折と多色性によって、青い陽炎の揺らめきがみられるという話を聞き、いつか、見てみたいと思っています。
とりあえずは、鉱物的標本です。
でも、その結晶の形がきれいにわかる標本です。
短波のブラックライトで、本当に鮮やかな青色に蛍光します。