ヒオウギガイ | 天氣後報

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東京の隅っこにある小さなカフェ周辺の人・事・モノ

ヒオウギガイ(Mimachlamys nobilis,Chlamys nobilis)。

三重県志摩では虹色貝、高知県では長太郎貝(この貝を見つけた漁師の名前に由来)などいろいろな別名があります。鉱物でもそうですが、俗称がたくさんある種類は人気がある証拠。ヒオウギガイは帆立貝のように食用として古くから馴染み深い貝です。

よく見かけるのは帆立貝より少しだけ小さい貝殻で、観賞用として流通しているものも6cm以上のサイズはあるのですが、今回入荷したものはちっこいモノ。


毎年初夏には「波の音標本室(貝殻やウニなどの海岸漂着物)」に新商品をアップして充実させよう!と思うのですが、どうしても鉱物が多くなってしまって、ここ数年、定番のものしか置いていませんでした。


今年は思うところがあって、貝殻の入荷に力を入れて、できるだけ小さなモノを探しました。その中の一つです。



天氣後報-ヒオウギガイ


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実に鮮やかな色ですが、もちろん天然色。