鉱物手帖01できました。
いろいろな方のご協力を得て、鉱物倶楽部(正しくは鑛物倶樂部)を発足しました。
鉱物標本を蒐集する目的には個人差があります。
できるだけいろいろな種類を揃えたいとか、きれいな標本をきれいに飾って眺めたいとか、それを友だちや仲間と見せ合って楽しみたいとか、写真を撮ったり写生したりするのも楽しみの一つです。もちろん、ただ、鉱物が好きで気づいたらいつのまにかコレクションが増えていたという方も多いと思います。
目的なんてなくてもいいのですが、新しいコレクションを増やす目的があったら、さらに楽しいのではないかと思い、自分の楽しみ方として「雑貨っぽく楽しむ」ということをご提案しながら、今まで、鉱物標本を販売してきました。
ただ、そんな中で、「理科っぽく楽しむ」「図工っぽく楽しむ」という要素も増えてきました。
正しい知識を添えて標本を提供したいと、鉱物学に関する大学の通信講座を受講始めたことや、専門的な資料などをご提供くださった方々を支えにして、今回の鉱物・標本カフェから「理科っぽく楽しむ」ための「鉱物倶楽部理科時間」を設けました。
とっても難しい話はありません。
ただ、ちょっとだけ。
今回のテーマは水晶ですが、ちょっとだけ理科な切り口でお話しさせていただくことにしました。
また、人工水晶については、「人工的加工を加えた水晶」として、着色されたものや、放射線を照射したものなどの紹介をしますが、それとは別のものとして、水晶振動子などの産業のための水晶についてもご紹介したく、これには専門の方にお話ししていただきます。
それから。
ささやかな部活動ではありますが、参加したいという方が多かったので、急遽、3月26日(土)の月光カフェの最後の時間にも「水晶」の補習を行うことにしました。
詳細は鉱物倶楽部の頁をご参照ください。 >>http://kirara-sha.net/mineral/club