本日はまず小さなものを6つ。
11-1L
薄いペパーミントグリーンの硝子に柔らかなパティナが出ます。
ひびが入っているのですが、割れるには至っていないレベルですが、その分割安にしています。
11-1M
硝子の色はきれいな青色。
クレーターのような穴や凹凸が表面にあり、個性的な欠片です。
パティナも多様で、角度によっていろいろな表情になります。
11-1N
ヘンな形なのですが、すべての断面にパティナが出ているので、千年前、二千年前からこの形だったようです。
硝子の色は翠がかった青色。
角度によって、背景によってパティナは全く見えませんが、角度によって背景によって鮮やかなネオンブルー~グリーンのパティナが現われます。
11-1O
硝子の色は、なんと小豆色というか赤紫。
手にされた方は光に翳してご確認ください。
そのため、背景や角度によって紺色、藍色、紫色と色合いが変化します。
11-1P
硝子の色は青味がかった翠(翠ががった青色より翠よりという意味)。
薄い硝子欠片です。
角度によってキラキラしたパティナが出ます。
11-1Q
薄いペパーミントグリーンの硝子。硝子自体も薄く、通常は光に翳すとパティナは消えるのですが、この欠片のパティナが強いのと硝子が薄い(色と厚さ両方)ので、まるで硝子自体がピンクや水色のマーブル模様であるかのように見えます。しかし、それが硝子の色ではないことは、角度を変えるとわかります。
角度を変えると、マーブル色が流れるように変化するのです。
また、パティナ自体は角度によってすごく金色に輝きます。
きらら舎でローマングラスから剥離したものを「妖精の鱗粉」という作り話に乗せて愉しんでいるのですが、この硝子の欠片はそれ自体が妖精の落とし物のような気がします。
不思議な硝子です。