ローマングラス | 天氣後報

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東京の隅っこにある小さなカフェ周辺の人・事・モノ

本日の月光カフェはひっそりとローマングラスフェアでした……ので、少しだけ撮影してみました。

すっごくいいものを撮影しても、きれいで当たり前なので、お手頃な価格のものからいくつか選んでみました。



天氣後報-ローマングラス

1000円のちっこいもの。

でも、今回はどれもパティナが強くて美しいものが入荷できました。ちっこくても強いネオンブルーが美しいものです。



天氣後報-ローマングラス

角度を変えると青味が消えて、コバルトグリーン~黄色に輝きます。



天氣後報-ローマングラス

これは透明な硝子に水の波紋のようなパティナが浮かんだもの。



天氣後報-ローマングラス

写真では捉えることが難しいのですが、白をベースにいろいろな色が踊っているんです。

モネの「日傘をさす女性」とか、「睡蓮、水の風景」などの白色の中に潜む緑やピンクや水色……そんな輝きです。



天氣後報-ローマングラス

今回は穴のないものも多く仕入れていて、これは礫のようなころんとした欠片です。



天氣後報-ローマングラス

これはもとの硝子の色がちょうど端っこだけ違うものです。

一つの硝子器に複数の色が使えていたのですね。二千年前にそんな技術があったなんて。

ローマングラスとして残っているものは実用的な硝子器です。吹き硝子の技術が発明されたことによって大量生産が可能になり、価格も安くなったためです(その前が型を使って作られていました)。

2000年前、日本では弥生時代。


白く見える部分も角度を変えると金色になります。



天氣後報-ローマングラス

なんでだろう、、、、、と思って裏を見ると



天氣後報-ローマングラス

裏には一面に銀色のパティナ。

角度を変えると、これが黄金色に輝くのです。



天氣後報-ローマングラス

明日。時間があれば少しだけ撮影してアップしてみます。