つづき……
本日アップの3つめ。
これも硝子自体の透明度が高い欠片です。
角度によって本当にシーグラスのようですが、角度を変えると、強いパティナが輝きます。
厚みもあります。
この部分にも
角度によって、こんなに輝きます。
基本的に青と翠の寒色系の輝きに柔らかいピンクや金色が踊っている感じなのですが一部分に強いピンクが現れる部分があります。
これは買った方のお愉しみ。
これはベースが乳白色の硝子です。
他のものより特に厚いわけでもなく、強いパティナが出るわけでもないのですが、今回仕入れた中で一番高額でした。
ネットショップは現在自分の好きなものばかりを蒐めたり作ったりして運営しています。鉱物も基本的にはきれいでおいしそうだったり、面白い輝きがあったりするものばかり。貝殻にいたっては米粒くらいなのに何万もするタカラガイなどの価値がわからないため、個人的な趣味趣向でのセレクトになっています。
ローマングラスは出逢ったばかりですが、それでも、いいなと思ったランクと金額はほぼ比例していました。
ところが、この1点だけは、「なんで?」と思ったのでした。
でも、よくみるとパティナの質が他のものと違います。
写真では捉えきれませんでしたが、乳白色の硝子の表面にパステル色のパティナが優しくでます。
何かに似ていると思ったら印象派の油絵でした。モネやマネが描く「白」に踊る光に似ています。たとえばモネの
『日傘を差す女(モネ夫人)』(1875)の白いドレスのように。
……今日はとりあえずこの4つのアップをします。